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劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン ※私は犬を愛しています


ずっとDVDを買うタイミングが合わなくて

2ヶ月経ってしまった。

アニメイトに数回行くも、通常版は品切れ。

暇すぎる正月休みに、結局Amazonで購入した。


「劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン」


映画観で2回観たので、邪道だがオーディオコメンタリーから観る。

なんとキャスト・制作・音声の3パターンもあるではないか。

とりあえず制作→キャストと流し観した。


ヴァイオレットの絶対的応援団として

鑑賞していた劇場版だが、

オーディオコメンタリーの話を聞くうちに、

ギルベルト側からみたら…

ということも考えられるようになった。


彼からしたら、自分の存在が、

彼女を苦しめていたのかもしれない、と。

今生の別れじゃなかったら、

愛してる、

とは言わなかったかもしれないな。

最初は同情と道徳心で保護したのかもしれない。

その次は部下として、もしかしたら武器として。

最終的には、常に後をついてきて、

自分の言葉を100%信じて疑わない

彼女を信頼するのは当然だ。


愛してるを知りたいとヴァイオレットは言うが、

一緒にいた時間と信頼、その真っ直ぐな視線は、

もう愛ではないか。

保護犬から忠犬、愛犬になっている。


本編を観たくて買ったのに、

観るまでに寝かせる。

買うまでにも寝かせた。

理由は、観ると絶対に泣くし、

途中ちょっと辛くなるから。


TVシリーズが終わり、映画化を知ったときから、

絶対にハッピーエンドなんだろうなと

わかっていたが、おあずけが長い。


頑張ってお留守場をした愛犬に、ご褒美をください。





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