ボードゲーム攻略 8 CALICO(1) ~全体的な話~
~本記事の対象者~
CALICO(キャリコ)について考察します。
レビューよりも攻略が見たい、という人向けにする予定です。
~CALICOについて~
ボードにタイルを配置していってネコを呼び寄せたり
色を揃えたりして高得点を目指すゲームです。
何度か対戦しましたが勝てないのでいつものように攻略法を探した所…
内容をレビューしている場所はいくつか見つかるものの
攻略している所は見つからなかったので私がやってみます。
このゲームの攻略といっても運要素の強いゲームなので、
データ分析がメインとなるかもしれません。
~用語の統一について~
色と柄が6種類ありますが正式な名前はついていません。
(一部は説明書に記載がありました)
この攻略記事では以下のように呼びます。
色は赤色、黄色、緑色、水色、青色、紫色。
柄は水玉、縦縞、四葉、花柄、蔦柄、シダ。
全て2文字で統一しました。
また、文章にする時の都合で説明書と言い回しを若干変えます。
説明書:「パターン」
⇒「柄」で統一 (もう一方が「色」と1文字なので)
説明書:「パッチワーク」
⇒「タイル」で統一
説明書:「ツタ」
⇒「蔦柄」で統一 (「ツタ」と「シダ」が判別しづらいため)
~全体的な流れ~
ネコ3種類を決定
↓
ネコの好む柄を決定
↓
クッションボードを配布 ※1
↓
目標タイルを選択
↓
手札2枚を配布
↓
市場3枚を選択
↓
先攻を決める ※2
※1
ボードの縁にある色/柄には偏りがあるため、
実際はネコを決める前にボードを決定しないと不公平になります。
このタイミングでボードを配布するなら、
ボードはランダムに配る必要があると思います。
私の所ではネコ決定の前にボードを選ぶようにしています。
※2
説明書によると最近ネコを撫でたプレイヤーが先攻となっていますが、
これでは決められない場合もあると思います。
また、連続で対戦する時に同じプレイヤーがずっと先攻になります。
私の所では「前回の敗者が先攻」のようにしています。
説明書が色々と緩いです。
上記の※1と※2が気になった点で、
必要に応じてハウスルールを適用しましょう。
~ネコの考察~
ルミ、デコローテ、レオあたりの直線組が強いと思います。
得点のわりに必要なタイル枚数が少ないので作りやすいです。
その分、目標タイルとの相性はあまり良くないですが。
強いネコが出ても両プレイヤーがそれを狙うだけなので
特に一方が有利になることはなさそうです。
~目標タイルの選び方~
使いやすい順に
1. AAA-BB-C
2. AA-BB-CC
3. AA-BB-C-D
4. ≠
5. AAA-BBB
6. AAAA-BB
だと思っています。
とはいえ、まずランダムに4枚を選ぶので
「AAA-BBB」「AAAA-BB」など両方が出てきた場合には
どちらかを使用必須となります。
この時点でネコの柄とボードは決まっているので、
ボードのどこにどのネコを配置するかを計画し、
その上で達成できそうな場所に目標タイルを置きます。
~初手の選択~
いくら目標タイル設置時にネコの配置場所を計画しても
初期手札2枚と市場3枚の組み合わせによっては
計画の変更を余儀なくされます。
基本的には初期手札と市場に同じ柄のタイルがあったら
その柄を好むネコを最初に狙い、
そうでない場合は初期手札と市場に同じ色のタイルがあるか確認、
それもできない場合は色々と考える必要があります。
~ゲーム開始後~
始まってしまえば一番重要なのは自分の欲しい種類のタイルが
相手の補充フェイズで出るかどうかです。
広い受けを作るか、狭い受けを作るか、といった方針は
工夫次第でコントロールできるかと思いますので、
次回以降のどこかでその考え方は紹介していきます。
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