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ボードゲーム攻略 10 CALICO(3) ~クッションボード考察:2~

~本記事の対象者~

CALICO(キャリコ)について考察します。
レビューよりも攻略が見たい、という人向けにする予定です。

~注意:ハウスルールについて~

説明書ではネコ3種と好みの柄を決定後に
クッションボード(以下、ボード)を配布という順番になっていますが、
私の所では公平にプレイするため先にボードを選択しています。

以下の考察では、そのハウスルールを適用した前提ですので
これを読んでいる人には当てはまらない場合もあります。

~ボードとネコの関係:1~

ボードによって端のタイル配置が異なるため、
ネコを獲得する際の難易度が変わってきます。
具体的には「レオ」が大きく影響を受けることになります。

図1. 「レオ」を獲得しやすい位置(青ボードの場合)

図1の枠で囲んだ部分はたった3枚のタイルで「レオ」を獲得できます。
ただし「レオ」の好む柄が四葉もしくは蔦柄の場合のみです。
他のボードも柄は異なりますが同じ位置で「レオ」を獲得可能です。
(通称:レオ地帯)

3枚のタイルを置くだけで11点がもらえるのは非常に効率がよく、
ネコと好みの柄を決定後にボードを選択すると
不公平になるというのは、上記の話が原因となります。
(ただし結局、先にボードから選択した場合でも
「レオ」が獲得しやすいボードに当たるかどうかは運ですが)

~ボードとネコの関係:2~

「レオ」以外のネコについても同様に、
必要なタイル数-2枚で獲得可能な位置が存在します。

図2. 「シーラ地帯(左図)」と「ジェニヴェール地帯(右図)」

「シーラ」は6枚以上の連続した同じ柄のタイルが必要です。
図2の左側で黒枠の部分は「シーラ」を獲得しやすい位置で、
こちらも同様に「シーラ地帯」などと呼んでいます。
なお「シーラ」は「シーラ地帯」だけでなく「レオ地帯」を
利用してタイル4枚で獲得することもできます。
この「シーラ地帯」はボード上を探してみると、
かなりの個数を発見できます。

「ジェニヴェール」も同様にタイル5枚で獲得可能な
位置が何箇所か存在します。
図2の右側で黒枠の部分が「ジェニヴェール地帯」です。
ボード下部の黒枠は右の目標タイルに接するように
枠を作っていますが、ボードの下端に沿うようにして
右の目標タイルを避けるようにすることもできます。
「ジェニヴェール」も「シーラ地帯」や「レオ地帯」を利用して
タイル5枚で獲得することが可能になります。

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