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ドミニオン攻略(13) 引き切りデッキへの道:7 ~礼拝堂を使いこなせ~

~本記事の対象者~

ドミニオン初心者で引き切りデッキに興味がある方、
を対象に記事を書いていきます。

ドミニオン基本第二版に限定した記事です。
数回以上はプレイしてルールは知っているという前提で解説します。

~注意事項~

※※注意※※
この記事は引き切りデッキ構築を知らない初心者プレイヤーが
色々と試行錯誤する過程の記録であり
引き切りデッキ構築の最適解を紹介する記事ではありません

~前回までのあらすじ~

ドローソース、アクション追加、デッキ圧縮、購入権
を色々と変えて検証しようとしましたが、
全ての組み合わせを試すのは難しいと分かりました。

そこで一通りのアクションを試した後は、
一番使いやすかったものに固定して
先へ進んでいこうと方向性を定めたのでした。

~礼拝堂のこと~

今回は衛兵の代わりに礼拝堂を入れます。
礼拝堂での圧縮から引き切りデッキ構築を検討するのですが…

懸念点としては、礼拝堂を使うと引き切りデッキでなくとも
属州を簡単に購入できるようになるということ。
相手はすぐに属州を購入してしまうし、
果たして引き切りデッキを構築する意義を見いだせるでしょうか。

~ものは試しだ~

そもそも礼拝堂に苦手意識があって普段あまり使いませんが、
今回を機会に色々と慣れておこうと思います。
サプライは下記のように衛兵を抜いて礼拝堂を入れています。

検証時サプライ:
礼拝堂、堀、前駆者、村、役人、
鍛冶屋、書庫、市場、鉱山、職人

初手を礼拝堂-礼拝堂とした場合、
屋敷を全て廃棄して銅貨も4枚廃棄、で一旦は引き切り状態です。
2枚ある礼拝堂の1枚を廃棄して銀貨を購入して5金にします。
市場を購入する限りは5金以上が確定するので市場を3枚まで購入、
それだけでは引き切り8金は確定しないので
村と鍛冶屋も使いたいところです。
デッキの枚数が少ないので属州を1枚購入するだけで
その影響が大きくなり、引き切れなくなるのでは?と予想して
ドロー過剰な状態にしてから属州に手を出します。

作戦:
初手を礼拝堂-礼拝堂。
銅貨3枚+銀貨1枚で5金にして市場を3枚購入。
8金が出ても属州より先に村+鍛冶屋を購入する。

検証結果:
市場が3枚あっても手札が
「礼拝堂、銅貨×3、銀貨」になると、そこで終わりなので
7金が出ずに村+鍛冶屋が購入できない場合があった。
その場合は村を2枚購入し、次に8金出た際に
鍛冶屋を2枚購入してバランスを取った。
属州購入を始めると引き切れないターンが出てきたので、
市場を追加購入して、その分だけ銅貨を廃棄した。
全体的には安定して引き切り8金が出せていた。

考察:
・市場を購入しすぎ?
⇒市場を増やしても引き切れない状態から
 引き切れる状態になるわけではない。
 属州と市場が増えた分だけ銅貨を廃棄すれば維持できるが
 村と鍛冶屋を増やした方が早いのでは?
・初手が違う可能性
⇒礼拝堂2枚を初手で購入したが、もっといい手があるのでは?
 引き切り構築とは話題が外れるので別途検討。
・村と鍛冶屋は必要か?
⇒引き切りを意識しない場合との比較をしたい。(後述)

~引き切る必要ありますか~

試しに同じサプライで村と鍛冶屋ではなく
銀貨や金貨を購入するプレイもしてみましたが、
引き切りデッキよりも多少早く属州に手が届くと感じました。
しかし安定して毎ターン属州を購入はできませんでした。

結論としては、礼拝堂あっても引き切りデッキは
意識した方がよいと思います。
ただ、相手が引き切りでなくてもかなり早く属州に届くので
引き切りvs普通デッキのように一方的に勝てるとは限らない、
ということになりそうです。

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