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ボードゲーム攻略 21 CALICO(14) ~テクニック編:2~

~本記事の対象者~

CALICO(キャリコ)について考察します。
レビューよりも攻略が見たい、という人向けにする予定です。

~相手の手札を覚えてられますか~

このゲームは、非公開の情報は相手の初期手札のみであり、
それ以外は全て把握することができます。
例えば「赤色/水玉」がここに欲しいなあ、と思った時に
山札の中の「赤色/水玉」が残り何枚かは予測できることが多いです。

相手の現在の手札も見えませんが、これは相手が手札を補充した時に
覚えておけば把握しておくことは可能です。
私はよく忘れます。しばらくは覚えていても、
自分の盤面のことを考えている間に
気づいたら分からなくなっているのです。

~相手の手札を覚えて得するパターン~

3人戦以上になると全員の手札を覚えるのは厳しいですが、
せめて2人戦の時は意識しておいた方がいいでしょう。

具体的には、終盤戦で相手の手札が赤色と水色だったとして、
市場に赤色、黄色、緑色が並んでいたら、
赤色を取らせない方がいいかもしれません。
同じ色を集めてボタンを獲得され、1点差で負けてしまう事もあります。
そのためには相手の手札を覚えている必要があるというわけです。

~初期手札を隠し通す戦術~

お互いに相手が補充した手札を覚えておく能力があるとして、
唯一、知ることはできないのが相手の初期手札です。
2枚のうちの1枚はすぐにセットしてしまうので、
残り1枚は相手から隠すことができます。

相手からすれば、残りの1枚は
・上手く使えないタイルだから残っている
・有効なタイルを隠し持っている
のどちらも考えられるため予想は難しいです。

有効なタイルを隠す利点としては、
例えば「レオ」をタイル3枚で獲得できるボードだったとして、
初期手札にある有効な1枚をずっと隠しておきます。
市場から有効なタイルを2枚取った後で、3枚目以降が市場に出たのを
相手がカットして妨害したとします。
こちらは苦しんだふりをしつつ、後で「実は持っていた」と
言いながら「レオ」を獲得することができます。

あまり大きな利点があるわけではありませんが、
少しでも有利なゲーム展開にするためには
意識しておきたいテクニックです。
手札2枚の置き場所が決まっていて、そのうちの1枚が初期手札なら、
初期手札を隠すようにもう1枚を先に出した方がよいでしょう。

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