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じぱんぐ島の攻略(3) ~初期配置の考え方~


~本記事の対象者~

この記事はプレステの
「じぱんぐ島(じま) ~運命はサイコロが決める!?~」
というカタンの和風アレンジゲームについて、
紹介と攻略をしていきます。

あまり細かいルール説明まではしませんので
じぱんぐ島を所持している前提となります。

~最も大事な初期配置~

この初期配置でゲームの流れが決まると言っても過言ではない、
それほど大事な儀式となります。

まず4人がサイコロ振って大きい順に1番手~4番手が決まる。
1番手→2番手→3番手→4番手→4番手→3番手→2番手→1番手
の順に小城を配置します。

私見では
1番手>2番手≧4番手>3番手
くらいの順で有利かなと思いました。
何だかんだで、1番手は最も優秀な場所を取れる点で有利です。
4番手は2つ連続なので戦略を立てやすくなるものの、
いい場所がそもそも残ってないこともあり厳しいです。
という点もふまえての順位となります。

~大きな方針を把握する~

カタンのトッププレイヤーの攻略記事を見ていると、
1~4番手の初期配置2個の候補を完全に予測した上で、
自分の置くべき場所を決めているという人もいます。

私がそこまでのレベルには達していないので、
この攻略記事ではそういった高度な思考の紹介はしません。
その代わり、初期配置でこういう点については考慮しましょう、
といった大きな方針を示していきます。

以下のような点に留意して初期配置を考えます。
・よい数字の木か石を探す
・都の確保手段を考える
・ライバルの少ない地域に配置する

~よい数字の木か石を探す~

まずはマップ上に「7木」「7石」がないか探しましょう。
じぱんぐ島において重要な資源はとにかく木と石です。

カタンに慣れたプレイヤーは異なる考えかもしれませんが、
この攻略記事では目標を200万石と固定しているため
道を大量に建てて砦10個を建て切ってしまう戦略を基本とします。
そのため、道の資材となる木と石が最重要です。

「7木」「7石」がなければ 5~9 の範囲で木と石を探します。
いくら「7木」「7石」があったとしても、他に面する2つの土地が
「2米」「12鉄」とか数字の悪い土地ならば避けましょう。
5~9 の木か石をメインとするならば、
サブ土地は 4~10 の範囲が理想となります。

図1. 初期配置の候補を考える その1

上記の図1. は左から順に「4石,7木,8鉄,5米」です。
説明の都合上で周囲は海だと思ってください。
この例だと「7木」がメイン土地とすれば
[B]の「7木,8鉄,5米」より[A]の「7木,8鉄,4石」がよいと思います。

一番の理想的な形は[B][C][D]を占領して「3砦3領地」です。
ただ、もし自分が[B]に配置すると他の誰かが[C]に入ることがあり、
もし自分が[C]に配置すれば他の誰かが[B]には入るでしょう。

結局「3砦3領地」はかなり広いマップでしか上手くいきません。
ここは素直に[A]へ初期配置して大城候補にしましょう。

~都の確保手段を考える~

初期配置では都の確保手段も考慮しておきましょう。
このゲームは交換レートが高く、「米41を石10に変換」は
実質的に「米50」が必要となってしまいます。
都を確保しつつ、何でもいいから資源がたくさん入ってくる、
という状況を作り出すことが重要です。

図2. 初期配置の候補を考える その2

図1.に対して右上側に都、右下側に「6人」を追加しました。
これならば考え方はどう変わるでしょうか?

結論としては、私なら[B]に初期配置します。
最初に道2+砦を上手く決めた場合に[B]からであれば
[B]→[D]→[E]のルートと[B]→[D]→[F]のルートがあります。
[E]か[F]の両方を他者に取られない限りは都を確保できるのです。

初期配置を[A]とした場合、他プレイヤーが[C]に初期配置すると
[C]→[B]→[D]と先に道を建てられたら都への最短ルートが消えます。
([A]は木と石を押さえているので競争に勝てる可能性はありますが)
また、そもそも他プレイヤーが[D]に初期配置してしまえば
その場合も都の確保は困難です。

したがって3面隣接しつつ都を取りやすい[B]を選択するわけです。

なお、図2.の中で「8鉄」の土地がもし「12米」とかだったら…
どの場所も微妙においしくなくなるので最初から[D]にするでしょう。
もしくは、1巡目の初期配置はもっと別の地域から探して、
2巡目の初期配置で[D]が残っていたら[D]を選択、かもしれません。

~ライバルの少ない地域に配置する~

これについては図で説明しませんが、1番手の2巡目の初期配置、
つまり最後の初期配置に関する考え方です。

マップ全体を見渡して、もしも他プレイヤーが配置していない
地域が存在すればその辺りに2巡目の初期配置をすべきと考えます。

2個の小城がどちらも他プレイヤーに取り囲まれている状態だと、
領地を広げるのに非常に苦労します。

少しばかり資源の収入が少なくなったとしても、
ライバルの少ない地域を制圧できるのは有利になるのです。

~まだまだ続く初期配置の説明~

初期配置については、
もう少し説明したい要素があるので
あと1記事だけ続きます。

とりあえず通常のマップでは今回の記事で紹介した
大きな方針3点を押さえていれば問題ないと思います。

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