技術書典5からみるシステム屋

念願の技術書典5に行ってきました。各所の実況等によれば、相当大盛況だったようで人込みの苦手な私はやめようかとも思いました。でも、いかないと後悔すると思いまして、15時半ごろから突入しました。そのため、基本的に購入物はDL版、戦利品の所感は別途書かせてもらいたいと思います。今日はまずは、イベントそのものの感想のみで。

〇テクノロジー系同人イベントの快適さ
各所でいわれていることですが、電子決済が相当導入されており、それはとても快適でした。同人イベにつきものの小銭問題(大量の100円玉・500円玉を準備する)ことから相当解放され、しかも後日PayPalでの支払い。これは散財しても仕方がない。また、PDF版等の電子媒体での購入も相当できるため、荷物がかさばらず、後日の通勤時に読めるという点でもとてもうれしい。15時代であったため、紙冊子の頒布を終えられているサークルさんも多かったが、それでもDL版で十分購入できたのは非常に助かりました。

〇「はやり」「これから」のテクノロジーの一端が分かる
どうも最先端テクノロジーに疎い似非SEの私にとっては、同人イベントの空気感、この技術が好きなんだ!という空気と努力の塊に触れられるのは、とてもありがたい。必ずしも今すぐお金になる(=案件が多い)ものではないところが、同人たる所以だろう。

〇自分の立ち位置の確認
改めて、テクノロジー中心という世界からシステム界にいる私をみると、テックそのもの自体の面白みで追及するタイプではないのだろうなと思った。どうも、手段としてしかとらえきれない。そのテクノロジーで世界が変わるさまを見たい、あわよくば作りたいというのが、今のところの自分とシステム・テクノロジーの立ち位置かもしれない。あるいは、今いるポジションがよろしないから、テクノロジー自体の面白みにまだ気づけてないだけなのか。それは、今回の戦利品の7割が、働き方・システム界隈での生き方に関するものであることからも、うかがえる。

……そういった意味で業界に対する迷いというのは結構根深いのかもしれない。業界なのか、もっと狭い世界なのか。

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