見出し画像

一日一絵一ヶ月チャレンジ

8月の1ヶ月間、1日1枚絵を描く、という感じ。実際どうだったとか、どんな効果があったとかを書きたいと思います。

一日目

やろう!となったのは7月末あたり。友達にやりなさいと言われたので8月からやる、と言いながらはじめた。宣言したはいいもののやる気は全然沸かず、ダラダラしてる内に19時になっていた。そこから2時間かけて描いたのがこれ。

結構集中して描いたが、上半身と下半身がずれた。下描きをせずに一発書きでやったのがこの結果を招いたと思われる。服は資料を見ながら描いたので結構うまく塗れたと思う。

この日21時に上げたので以降も21時には上げられるように、となんとなく自分の中でルールのようなものが決まった。


二日目

前回フルデジタルでやったので今回はアナログで下描きをしたものをデジタルで清書。それがこちら。

天使描きたい!という欲望で書いたので結構集中出来た。腕がムキムキすぎるとの指摘を友人に貰ったがそれはその通りだと思う。あとは服が謎構造なのを除けばそれなりに上手く描けている作品。特に天使の羽がお気に入り。目も可愛いと思う。


三日目

もう描きたいものが思い付かなくなった。落描きをする気力すらなくまたダラダラと過ごした3日目に書いたのがこれ。

あまりにやる気が起きなかったので友人に通話をしてもらいながら描いた。その友人がドラゴン娘を描きそれに便乗した形で龍モチーフの娘を描いた。
あんまり龍要素が残らなかったが途中から着物を描きたくなったのでそちらを頑張り、足も頑張ったがあまり綺麗にはならなかった。まだ地面に立ってるようには見える頃。


四日目

女の子ばっかり描いてるのでそろそろ男の子を書こう、と思い立って書いたのがこれ。

顔がモブ。軍服は前から興味があったので楽しく描いた。塗りは全体的にもうちょっと上手く出来たと思うが、ベルトはかなり気に入っている。
この日からイケメン描けるようにならないとな…と修行をすることを決意した。


五日目

コック帽子を描きたかった。他は全部資料見ずに描いたオリジナル衣装。この日から地面の上にキャラが立ってくれなくなる。


六日目

ちょっと画像サイズを変えてみた。

口が2日連続同じなのに投稿してから気づいたやつ。顔だけ描いたものに体後から足した形で描いたので、足がヤバイ。アニメ塗りを意識したがその効果はあんまりない。


七日目

この日はバイトだったので意識を朦朧とさせながら描いた。

男の子2人目!でも一番頑張ったのは時計というよく分からない絵。線画からしてガタガタで色んなことに危機感を覚え始めた。足も浮いてるし腕も骨折してるしヤバイ。


八日目

この日もバイト。

バイトだったわりに上手くかけたのは明日は休み!というウキウキした気持ちと帰りにクマバチが飛んでるのを見てテーマを先に決めていたのが大きい。厚塗り絵師の動画を見て線画なしで描いてみようとした絵。
久々に友人が褒めてくれたので嬉しかった。でも時間がかかるので辛いかもしれない。


九日目

ヤバイ。顔もヤバけりゃ体もヤバイし足もヤバイ、塗りもヤバイ。まるでヤバさの詰め合わせパックみたいなものが出来てしまったわりに、普段より作業時間が長引き三時間もかかったという恐ろしい作品(普段は二時間前後)。どうしてこうなった。
線に強弱を着けずに描いてみたらバランスがこれほど取れないとは思わなかった。

次の日までバランスの崩壊は続いていたので単純に疲れていた可能性はある。


十日目

線画のみ。前日に地面にキャラが立ってないという指摘をされたのと、昨日のバランス崩壊によって危機感がピークに達しついに色を塗ることを諦めた。
とりあえず線画をまともに描けるようになろう、と思い描いたもの。これだけで二時間かかった。


十一日目

なんと三時間もかかった。髪型練習として雑誌を見ながらおじさんを描いた。普段描いていないのが時間がかかった原因だと思う。顔がいまいちだが髪の毛の練習にはなったので成果はアリ。
やはり線画のみよりはカラーの方が見映えがいいので、出来れば色を塗りたい。

十二日目

髪の毛差分。塗りの練習をしたかった。見ての通りのコピー&ペーストだが長髪書けなさすぎてかけた時間は普段とそんなに変わらず二時間である。ハイライトの置き所が分かってなかったので要研究対象。

十三日目

テーマはカンフー的な何か。諸事情であんまり時間をかけられなかったので配色に全く気を配えていないのがよくわかる。線画は先に描いたのであまり焦りは見られないが、ともかく色がやばい一作である。


十四日目

急にどうした?という感じだが、これは『大雨で出先から帰れない!』というストレスで全てのやる気をなくし急遽スマートフォンに入っていたアイビスでちゃちゃっと描いたものである。
三年ぶりに使ったら真っ直ぐ線が引けなかったので久しぶりのツールをぶっつけ本番で使ってはいけない。顔は可愛いと思う。


十五日目

実は十三日目と連作の予定だった。カンフー的な何か、女子版。特に言うことはないくらいいつも通り。しいていうなら色塗りが雑になってきた。


十六日目

連作第二弾。コメダでハンバーガー食べながら描いた作品。描くネタが尽きてきていたのでオリキャラを引っ張り出してきた。


十七日目

二つ目。リボンの色間違えたかも。


十八日目

三つ目。宝石がんばった。


十九日目

四つ目。連作最終作品。この日はヒロアカ展を見に行くため早朝に描いた。
色白を意識して塗ったわりに線画が太すぎて儚さはない。友達に色塗りのアドバイスとしてぼかす事を習ったのだがうまくいかせなかったので今後研究することにする。

ちなみに集合させるとこう↓


二十日目

骨。骨格とか勉強した方がいいかも!と思いながら描いた骨。三時間半もかけてこれだけしか進まなかったので心が折れそう。明日には完成してくれるといいな。
昨日ヒロアカ展見に行ったのでやる気が湧いてたからチャレンジしてしまった。

一日遅れで完成させたのがこれ↓


二十一日目

目を小さくしてみて、とのアドバイスをもらいチャレンジした。描き慣れてないので顔だけですごく時間がかかった作品。少しだけ線画の勉強をして細く描いてみようとしたのも時間がかかった原因。


二十二日目

目を小さくする二回目+男の子髪型チャレンジ。髪の毛や服は資料見てがんばったが顔面が結構酷い。顔のバランス分からないので要練習。(骨や服より顔描けないのどうなんだ)


二十三日目

もういっそデフォルメ強くしてやろうかと思いチャレンジしたデフォルメ絵。体のバランスとるのが結構難しい。かかとがないので立てるのか心配な一枚。瞳の上の方に青い光をいれるとそれっぽくなったのが嬉しくて少しだけはしゃいだ。塗り含め意外としんどいので舐めてかからない方がよかった、と反省。


二十四日目

人が描きたくない症候群を発動したのでドラゴンを描いてみた。全身は間に合わなかったが顔を頑張ったのでよし。角や鱗の生え方が全然分からなかったので今後練習する。


二十五日目

人間描きたくない症候群が継続してしまったので機械を描こうとした結果。魚をモチーフに選んだ意味は特にないが、スチームパンク風を一度かいてみたかった。あまり金属感が出せなかったのが今後の課題である。窓と尾鰭のプロペラは個人的に気に入っている。


二十六日目

頑張って人間に戻ってきた。体を友人に監修して貰ったので大分マシといえばマシだがバランス崩壊した感はまだ拭えない。萌えイラストへのチャレンジでもあったが顔が辛うじてそう見えるも他が終わっている。左右で手のひらの大きさが違うのをせめてどうにかしたいところである。


二十七日目

拳銃描きたい!と思いポーズもその時同時に浮かんだものをそのまま描いた。髪の毛の塗りの処理が甘い以外は特に悪いところもなさそうなので結構気に入っている。課題点はやはり髪だが、これはもう練習するしかない。


二十八日目

お坊さん。まず髪の前に頭の形を練習すべきでは?という発想の下描かれたお坊さん。衣装が結構格好よく奥深いので今後お坊さんが出てくる漫画を描いてみたいと思った。あと髪の毛を描いたときよりも顔がイケメンにかけたので描けないのは男子ではなくショートカットの可能性がある。
しかし肩幅のとりかたと手足のごつさはやはり表現できないので男性と女性の描き分けの訓練の必要性は変わらないと思われる。


二十九日目

調子に乗り二人描いたのでそれなりに時間がかかってしまったもの。ねこみみの方が時間がかかった。肌の色や表情、ポーズ等でキャラクターの差をつけようと思ったのだが、あまり成功したとは思えないので、本当に生きているかのような動きをさせられるように工夫する必要があるように感じた。
うさみみが加えているキャベツも資料みてないのでちゃんと見た方がいい。けもみみは資料を見たわりに“萌え”が薄いので要研究対象とする。


三十日目

やっぱ男子描けないんじゃん!!!!!
久しぶりに少年を描いてみたらこうなった。美少年を意識したのだが、別にそうは見えない…というより顔と体のバランス崩壊っぷりが目に余る。黒い布も描き慣れてきたと思っていたのだが全然そんな事はなかった。とりあえず肩までと肩から下が次元違いなのを何とかした方がいい。顔はそれなりに好き。


三十一日目

ラスト。ラストなので頑張ろうとしてラフを十枚くらい描いたが逆にそのせいで焦ってしまい結果的にあまり時間をかけられなかったという感じ。昼寝したら夜の八時になってたので普通に焦った。どうせならと一日目と同じくワンピースを描こうとしていたのだがデザインからキャラまで何もかも違うので対比感は全くない。
最後まで締まらなかったのだが、この一ヶ月で得られたものはそれなりにあるだろう。


結論

自分の課題がわからない人にオススメ
初心者やある程度絵が描けるレベルだと自分の絵が上手くないことは分かってもどこをどう改善したらいいのか分からないもの。
そういうときに毎日絵を描くことで少しずつ自分が出来てないことが分かり、普段から他の人の絵を見るときに自分と比べてどこがどう優れているのか?がわかるようになる。

正直いって毎日絵を描いても絵の技術事態はあまり向上しなかったので、既に自分の課題が分かっている人はやる必要はない。ひたすら課題に取り組むべきである。
余裕があるなら平行してやるのは全然いいが無理をすると絵を描くことが楽しくなくなってしまうので、気を付けよう。

気づいたこと
・やる気の有無でクオリティや作業時間がかなり左右される。
・やる気がない時に描くと成長効果も薄い
・何も描かないよりは描く方がマシ、というのは技術が上がる訳ではなくメンタルの維持にしか役に立たない。
・目で見て描く前にトレースで練習した方が頭で理解しやすい。
・ガチガチに調べて描くより描きながら調べた方が頭に入りやすい。(が、それはつまりその時描いているイラストには反映されないのでちゃんとしたものを描きたいときにはあまりオススメ出来ない方法である)

発見した改善点(※個人的な問題)
・線画の描き方をあまり理解していない
・ハイライトの入れ方を理解していない
・思い付く色の組み合わせが少ない
→青が多いので気を付ける
・描きたいものもなしにいきなり描くとよくわからない絵になるので注意する。
・常に新しいことしようとすると何描けばいいのか迷うのでタイミングは見るべき。
・すごいことをしようとすると滑るので、あまり気負いすぎないこと。
・デジタル作画でアップして描くのでパーツごとにサイズがばらつくので注意すること(下書きから線画を行えるようにしたい)


以上。閲覧ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?