2022-3-11

今日はショッピングセンターで疲弊して午後はYouTubeを見て終わってしまった。

片付けが進まない。書類を整理していると何故かおなかを壊す。たぶん青木まりこ現象とストレスのコンボによるものだと思う。

片付けの途中で面倒になり残った書類を全部「保留」のクリアファイルに入れて棚にしまう、ということを続けた結果、棚の容量がなくなってしまった。必要のあるものはほとんどないので捨ててしまえば良いのだが、どれも見返すと思い出の片鱗ではあるから迷う。どうせ見ないんだから、と言われるが、思い出の片鱗を捨てるのは、永遠に取り出せない記憶の存在を生むという、不可逆で寂しい行為だから、実行するのが少しつらいのだ。

脳内で取り出せる範囲の思い出だけしかなくても全く問題ないとは分かっている。ただ、ある紙をとっておくことで、一生思い出すことのなかったかもしれない記憶を思い出す可能性も保存できる。そういう可能性の存在がある状態で生きることは、私にとって、ある種の安堵感とともに生きることなのである。

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