君の言っていることはすべて正しいけど、面白くない

2013年、当時26歳だった僕の気持ちをドンピシャで代弁してくれた雑誌*のタイトル。
これこれっ!!みたいな。
(*博報堂さんの雑誌「広告」の2013年春5月号)

モノゴトはすべて経験に基づいて正解が導き出される、と言わんばかりの上司。
あなたは予言者ですか?それとも魔法使いですか??
そんなんやってみなきゃわからないですよねー???
そんな気持ちが込み上げてきたのを覚えています。

この頃、仕事もだんだんわかってきて、自分がどんな風に振る舞うことが正解なのかわかってきちゃって。
いわゆる「“大人”になるってこういうことなんだな。。。」って漠然と思い始めたら、だんだん未来に対する希望が薄れてきたのでした。

違う言い方をすれば敷かれたレールに導かれるような感覚。
お前は正しくこの上を歩いていきなさい。と。

今思い返すと、そういう大人たちの言う通りにしていたら違う人生が待っていたのかな…なんて考えるけど、今は今で、こんな風に文章を書いて自分の半生を振り返る時間ができたり、良い選択をしたなと思っています。

とはいえ、33歳にもなると色々と経験が活きてくる、経験を活かそうとする自分がいることにも気付かされます。
楽ですよね、自分の本棚からマニュアル的に経験を引き出せば失敗するリスクが少なくなる。

でも、やっぱりそんな経験も疑いながら、いかに“おもしろおかしく”これからを生きていくかだよな〜って。

「正しさより面白さを」

正しさなんて後から評価されるものだと思うし、正解なんて誰にも決められるものでもないと思うし、だからまずは悔いのないように面白いだろうなと思うことにどんどんチャレンジしていきたいなと思っています。

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