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【雑記】最近の環境は練度ゲーである【ポケカ】
こんにちは、ヘタレです。
アイキャッチ画像には特に意味がありません。
ほとんどの方が初めましての方だと思いますので軽い自己紹介をします。
【ハンドルネーム】
ヘタレ
【目立った成績】
・2022 CL京都 7-2完走
・2023 CL愛知 10-4(day2 進出)
・2023 シティリーグシーズン3 優勝
【普段いくカードショップ】
・カードボックス塩冶店
・TSUTAYA出雲店
【得意なプレイ】
・捲り
・要求値上げ
時折気の向くままにnoteを書いていますが、今回も例に漏れず気が向いたので、最近のポケカの環境考察みたいなものを書いていきたいと思います。
練度がモノを言う環境
新レギュレーションになってから、様々なデッキを触ったり各大会の結果をチェックしていると、今の環境は群雄割拠であるように感じます。
シティリーグや自主大会の入賞デッキをみていると、以下のようなデッキが多く入賞しています。
ロストバレット
ロストギラティナ
ミュウVMAX
ルギアvstar
ミライドンEX
言ってしまえば今の環境は上記した5強環境になっています。
そしてどのデッキを握ろうとも全てのデッキに優位を取れるわけでもなく、厳しい試合になる事も多いです。
そういう意味でもこの環境で安定した勝率を残す為に大切なことは
精密なゲームプラン
プレイングエラーを減らし、相手のミスにつけ込む
各デッキへの理解の高さ
と言ったプレイヤー側の練度の高さが大切になるわけです。
上記した3つの要素について以下より解説していきます。
精密なゲームプラン
自分が使用するデッキで相手のデッキに勝つ上でどのようにしてゲームプランを進めていくか?ということが非常に大切です。
そして相手のプレイや自分の引きによって自分の取るプレイングも変わってくるので、プレイングの幅が広くして対応力を上げていく事である程度の勝率を確保することが出来ます。
サイドの進め方や温存するカードやサイド落ちチェックの優先順位など対面したデッキによって全然違うので、その辺を決めてゲームプランを予め用意することが大事です。
もちろん自分のプラン通りに試合が進まないケースもある為、その時の対応策なども決めておくのも大切です。
ゲームプランの方向性が定まっていないと、後述するプレイエラーにも繋がり、「気がついたらズルズル負けてしまった」ということにもなり得ません。
なのでプランを確立するために強い相手との調整をして、引き出しを多く持つことが大切です。
※以前調整に関するnoteを書いていますので、気になる方は読んでみてください。
致命的なプレイングエラーを減らし、相手のミスにつけ込む
プレイングエラーを減らすことは勝率アップにおいては必要不可欠です。
プレイングエラーをすれば、その分相手に付け入る隙を与えてしまうのです。
実際僕自身も劣勢の場面から相手のミスを起点に逆転した試合は数多くあります。
逆に優勢な試合を一つのミスによって落とした事もありますので、「自分のミスを減らし相手のミスからチャンスを作る」というのはポケカで勝つ上で大事なことだと思います。
なので相手のターンは基本的に相手の盤面やトラッシュや表情などを観察して相手のミスやケアしていない部分を見抜けるように努めるようにしています。
(ちなみに最近のポケカで相手のミスを誘発しやすいカードとして「あなぬけのひも」があります)
各デッキへの理解の高さ
この項目では主に
環境に存在するデッキに採用されているカードを把握(エネルギーの枚数、入れ替え札の枚数などは大事)
自分の使うデッキがしてくるプレイのどれがキツいか知っている
逆に相手が自分の使うデッキにどのようなプランを通してくるのか?
自由枠に入るカードの把握
劣勢になった時の捲りのプラン
みたいな事を指しています。
最初に書いた精密なゲームプランの部分に繋がってくるのですけど、相手のデッキの情報をもとに複数のゲームプランを練るようにします。
情報が少ない状態で対戦してしまうと、プレイエラーを重ねて気がついたら捲られて負けていたみたいなとこにもなり得ません。
ちなみに僕自身はCL愛知の最終戦にカビゴンLOというデッキと対戦したのですが、そのデッキは配信卓に出ていて少しの情報があり、相手のマリガンのカードをみてすぐ勝つためのプラン練りました(そのプランは相手の種ポケモンが少なくアクセスする手段も少ないと判断して相手のポケモンを倒す際にジャッジマンを打って数ターンで種切れを狙うものでした。また攻撃できるタイプのLOだと思ったのでベンチを絞ってドラピオンのケアをしてました)
今は5強環境と言われていますが、この世に存在するデッキの多くを知ることで対応できる幅を広げる事が出来ます。
上振れに頼った戦い方は勝率が安定しない
上振れがプレイングを超える事は全然あり得るのですが、ずっと上振れが続くわけではありません。
どこかで下振れはありますし、その下振れを何とかして勝利を掴み取るためにも先ほど解説した「精密なゲームプラン」「ミスをせずにミスにつけ込む」「相手のデッキを把握する」という事が大事です。
また強いプレイヤーが上振れした際は本当に手をつけられなくなるわけで、やっぱりプレイングの強化は常日頃怠ってはダメです。
デッキ選択やデッキ構築の時点でも下振れの要素を減らすことも出来ます(コンボパーツを減らしてボールを増やすなど)
僕がシティリーグやCL愛知でミュウVMAXを持っていったのもデッキ単位で下振れの可能性が低くしっかり展開できる試合は勝ち切れるプレイが出来る自信があったというのも大きな理由です。
一つのデッキの練度が高いプレイヤーは別のデッキを握っても強い
特に今はデッキパワーが高いデッキも多いので、プレイの部分が本当に重要になっています。
環境への理解度がそのまま勝率に繋がることからもどのデッキを握ったとしてもある程度の勝率を出す事が出来ると思っております。
実際に周りの調整仲間をみても、その傾向はあって壁役として複数のデッキを使う事があるのですけど、どのデッキを使ったとしても強く回せたり、即座に自分デッキにされたらきついプレイを取ってきます。
よく「◯◯の達人」みたいな言い回しを僕の周りでもしたりするのですけど、個人的な見解で言うと「ロストの達人」は「ミュウの達人」であり「ルギアの達人」である可能性は高いです。
それは各デッキを対策する上でそのデッキの採用カードや取ってくるプレイを把握しているからで、裏を返せばその逆も然りという話です。
そしてあらゆるデッキを強く回せるというのは利点があってその週、その会場の環境によって使うデッキや採用カードを変えられるのです。
この部分も勝率に大きく関わってくる所だと思っております
練度を上げるためには
ダルビッシュ投手が以前「練習は嘘をつかないって言葉があるけど、頭を使って練習しないと普通に嘘つくよ。」とツイートしていたけど、これってポケカによく当てはまるし、この言葉を胸に日々の調整を頑張っています。
— ヘタレ (@HetarePokeca) March 11, 2023
練度を上げるためには日々の調整は必要不可欠ではあるのですけど、それに加えて頭を使ってポケモンカードというものに取り組む必要があります
特に仕事や勉強とかでポケモンカードに取り組める時間に制約がある人も多いですので、いかに効率よく成長できるのか?というのは大事です。
僕自身も最近は調整できる時間も仕事の影響で減ってきている事もあるので以下のことを意識してポケモンカードに取り組んでいます
トレンド構築の採用カードを把握する
頭の中で複数のゲームプランを練って数少ない調整の時に試して評価して練直しをする
強いプレイヤーと調整する
自分の得意なプレイがしやすいデッキの選択をする
調整できない時間は情報収集をする
※その辺のことも調整noteに書いていますので再掲します。
さいごに
いろいろ書いてきましたが、書いていて「今の環境だけでなく全ての環境が練度ゲーではないか?」と思ってしまいました。
「勝てる試合を落とさない」「負けそうな試合を捲って勝つ」というのはシティリーグやCLなどで上を目指す上では大事なことです。
特に今はさまざまなデッキが猛威を奮っている環境で難しさがあるのですが、やりがいのある環境だと思っています。
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