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福永騎手、お疲れさま!そして、ありがとう!

今さら言うまでもありませんが、福永祐一騎手が3月から調教師に転じます。今日がJRAでのラスト騎乗ということで、無理にでも東京競馬場に行けばよかったかなというところですが、こればかりは仕方ないですね。

福永騎手を最初に認識したのは、彼がデビューする直前の1996年でした。といっても、私が競馬を始めたのが1994年でしたので、まだあまり詳しいことを知らない時期で彼のお父さんがすごい騎手だというのもそのデビューに関する記事で知ったのではないかと思います。で、その記事は雑誌の「Number」だったと思いますが、どちらかというと同時にデビューする女性騎手3人の方が気になったように記憶しています。その後、デビュー2連勝という華々しいデビューでしたが、当時は1日になんレースもしていたわけではなく、あまり福永騎手の馬券を買ったという記憶がありません。その後、ディープインパクトのダービー以降は息子が生まれたことを契機に競馬から離れてしまったので、リーディングを取ったところなどは知りません。そして、時を経て競馬を再開した時にはもう信頼のおける騎手になっていたという次第です。

ただ、最近のインタビューなどを見てもリーディングを取るまでは相当悩んだという本人コメントもありますし、周りも今ほどの騎手とは言えなかったと証言していますので、天才騎手の2世というだけではうまくいかないのは当然としても、努力に努力を重ねての今があるのでしょう。田原成貴氏あたりは祐一は下手と言い切ってましたしね。そして、今まさに円熟の時を迎えたところで引退ということで、誠に残念ではありますが、調教師としてのキャリアを考えたらこのタイミングというのは間違いないと思いますので、我々はそれを尊重するだけです。

何はともあれ、27年間の騎手生活お疲れさまでした。そして、これからは馬を作る側として我々ファンを楽しませてください。

インタビューの模様はこちらでどうぞ。


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