福永騎手、危機一髪

先週の話になりますが、6月27日(日)の宝塚記念当日の阪神9レースで福永騎手騎乗のジェラルディーナの手綱の尾錠が外れるという事態が発生しました。尾錠というのはハミと手綱本体を繫ぐ部品のようで、ここが外れてしまえば手綱が切れた状態になります。

レース途中からジェラルディーナが急に前進しつつ外によれていったのでかかってしまったのかなと思ったのですが、そのときに福永騎手が手綱を探しているような仕草だったので、手綱が手から離れてしまったのかなと思いました。ちょっと前に幸騎手が追っているときに手綱が手からを落としたというのがあったので、そんなこと何度もあるんだなくらいに思っていましたが、結果的には外れていたということで、これは事故に繋がりかねない事態だったのだなと後からヒヤッとした次第です。

外によれていったのは右側の部品が外れてしまったためで、結果的には手綱なし状態で体重のバランスだけでゴールまで到達したということです。ゴール時には外ラチぴったりで走っていたので、ラチに頼らせながらのゴールだったと思います。落馬せずに最後までゴールできたのは福永騎手の手腕に寄るところが大きかったのかもしれません。

落馬で長期休養を余儀なくされている騎手もいますので、無事に終えることができたのは幸運だったと言えるでしょう。

(了)

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