阪神カップ[2021]の振り返り(JRA-VANデータを活用してみた)

JRA-VANのデータを十分に活用していこうという投稿を先日いたしましたが、阪神カップでまずは試してみました。事前に書かなかったので後出しジャンケン的になってしまっていますが、そこはご容赦ください。

結論から言うと、あまり実際の人気と変わるところはありませんでした。レース結果と予想印はこんな感じです。

阪神カップの予想と結果

とりあえず、本命から単穴までの3頭とおまけに爆走期待馬のタイセイビジョンまで5着以内に入ったのはいい結果かなと思います。データ分析から導いた結果は以下のとおりで、検証結果もつけておきます。

・早い上がりは必要ない →△
・均等ラップに強い馬を狙う →○
・前走の脚質は先行~差し。後ろから行くなら良馬場で上がり33秒台を使えないとダメ →×
・前走は必ずしも勝っていなくていい。5着、6~9着からの巻き返しはある →○
・前走はマイルCS、オーロカップ組が上位。スワンS組は全敗(ただし今年はどうか) →○
・前走から斤量が減った馬の勝率がいい →△
・前走は重賞、最低でもオープンクラスじゃないと厳しい。 →○
・前走は1200~マイルくらいがよい。例外的に1800からの好走例も →○

結局、グレナディアガーズが上記のデータにあまり当てはまらなかったですね。上がり最速を叩き出せば上位に近づくのはどんなレースでも同じですが、グレナディアガーズはこれまで速い上がりを出していないので、今回上がり最速で10番手から差し切ったのは想定外でした。

ところで、週刊競馬ブックでも重賞ではデータ分析を掲載しているのですが、そちらの情報と比べても大きな違いはなかったので、素人の割にはよくできたかなと思います。なお、阪神カップの執筆担当は坂井直樹トラックマンでしたが、今週、その坂井トラックマンから Twitterでフォローされ、ちょっと嬉しかったですw

さて、馬券の方はダノンファンタジーから組み立てたのでハズレ。またもやワイドではなく、欲を出して馬連にしてしまったと言うブレブレ予想での敗戦で反省しきりです。ただこれは馬券の構成の問題で、データの活用という点ではなかなかいい方向かなと思いますので、引き続き取り組んでいこうと思います。まぁ、けっこう強い馬が出揃う重賞であったというのも方向性がずれなかった要因でもあると思うので、そこは天狗にならずにいきたいですね。
(了)



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?