まるで参考にもならない馬券検討〜マイルCS(枠確定前）

こちらも豪華

ジャパンカップは超豪華メンバーでの開催が決まっていますが、こちらも相当なメンバーが集結しました。マイル路線の主要どころが一堂に会しており、真のチャンピオン決定戦の様相を呈しております。

そして今年は阪神開催であるため、例年とは若干異なる要素が入ってきますが、それくらいのことは関係ないと言わんばかりの顔合わせです。

どこから狙うか

なかなかこれという選択をするのが難しいメンバーですが、とはいえ絞らなければいけないのが馬券検討の定め。当欄ではグランアレグリアから入ります。

今年に入り、高松宮記念が２着（繰り上がり）、安田記念がアーモンドアイを寄せ付けずの優勝、そして前走スプリンターズSが最後方からの一気の差し切りと強い競馬を続けています。最近では珍しいマイル、スプリント両方での勝ち名乗りですが、ここで再度マイルを制して昨年のインディチャンプに続く春秋連覇を果たせるでしょうか。

しかも、どうやらスプリント戦ではスタートで置いていかれる傾向があるようですので、マイルの方が競馬はしやすいはず。阪神は桜花賞で1600、阪神カップで1400を制しており、コースは問題なし。鞍上はルメール騎手。不安要素を探す方が難しいでしょう。１番手指名です。

僅差で続くのがサリオスと見ています。いうまでもなく、コントレイルがいなければ世代のトップを狙える逸材で、当初からマイル向きとの評判がありますので、やっと迎えた最高の舞台と言えます。しかも前走は毎日王冠を堂々の勝利で、準備は万全です。そして最終追い切りがいうことなしのようですので、これは展開次第で単までありますよ。加えて言うなら、姉のサラキアが先週のエリザベス女王杯で２着に入り、流れも向いています。

続いてはレシステンシアを挙げます。骨折休養明けの６か月ぶりとなりますが、何と言っても調教の動きが抜群で、ブランクを感じさせません。加速ラップで坂路を駆け抜けています。グランアレグリアを破るにはそれより後方では無理だと思うので、快足で逃げる当馬が注目の１頭となります。気がかりは半年ぶりという点。

４番手はアドマイヤマーズです。前走こそ負けていますが、初の1400メートルで斤量も重めというのが向かなかった要因のようです。最後はグイッと追い込んで来ていますので、ひとたたきの効果に期待です。

昨年のマイル王インディチャンプですが、スプリンターズステークスを使えなかったのが誤算ではないでしょうか。この馬は叩き良化型で鉄砲の成績は若干よくないので、メンバー中上位とは思いますが、ここがどうも気になるところです。

ラウダシオンは休み明けの前走を２着。中間の動きもよさそうで気になる１頭で、最後に挙げておきます。

激走期待馬

激走期待馬は富士ステークスに引き続きケイアイノーテックです。ここにきて成績が安定してきたのが好印象で、横の比較では上位入線はどうかなといったところですが、この勢いは非常に気になりますね。ここは前走同様、３着くらいまでは期待できるのではないでしょうか。

当日は家族旅行の最中で馬券が買えるのか、レースを見ることができるのかがポイントです。レースは後からでも見ることができますが、馬券はどうしても馬体重とパドックのチェックをしないと買う気にならないので、どこかでひっそりとグリーンチャンネルwebを開く時間が欲しいですね。

何かの参考になれば幸いです。