「推しメン」菅原明良がアイビスサマーダッシュの新潮流を作る(追記あり)
東京新聞杯以来の「推しメン」である菅原明良騎手が、先日のJRA通算100勝達成に続きネタを振りまいております。そう、今日のアイビスサマーダッシュでの内ラチ爆走です。
日刊競馬の久保木TMが連続してこんなツイートをしております。
明良くんやるな~。こういうレースができるジョッキーは大成する。
— 久保木正則 (@k_boki) July 25, 2021
来年から内枠を引いた騎手の考え方も少し変わるかな。アイビスSDが開幕週にある意義に気づかされた。
— 久保木正則 (@k_boki) July 25, 2021
昨年のこのレースの時に書いた振り返り記事がありがたいことに複数回見られておりますが、やはり千直の外ラチ殺到はみなさんの謎のひとつだったと思います。そこに颯爽と現れた菅原明良騎手が一石を投じる快挙をやってのけました。
昨年書いた内容が正しければ外ラチに向かうことのロスはさほどないと思いますが、改めてレースを見て感じたのが、馬込みになりすぎて逆効果の馬もいるのではないかということです。12ライオンボス、14オールアットワンスがスタートよく外ラチに寄ってきたのでそこより外側の馬たちがやや窮屈になっているように見えました。外枠に入ったらダッシュよく先行しない限りはどうしようもないと思いますが、真ん中くらいの枠の馬は無理に寄せて窮屈にならなくてもいいのではないかというのが、内ラチ爆走のバカラクイーンを見た感想です。
久保木TMが書いているように開幕週であれば無理に外に行かないというのも一考の余地があると思いますし、特に今年は春の福島の代替開催で傷んだ芝を広範囲で貼り替えたという事情もあり、そこを突いたかもしれない菅原明良騎手のファインプレーですね。
と思ったら、レース後コメントで言ってましたが、内ラチ爆走しろとの指示だったようですね。これは武井調教師の好判断とも言えますね。1頭で気持ちよく走ったのもよかったかもしれないというコメントも出してますし、無理に外に寄せる必要ないんじゃないですかね。もっとも、私は千直レースは買わないのでどっちでもいいですが(爆
ただ人気薄だからできたという見方もできますし、毎度できるかというとどうでしょうかね。後は開催が進んでいくと外が有利になるでしょうし。調教師が新聞記者に、思い切って内ラチ沿いを気持ちよく走らせてみることも考えている、くらいのコメントをしておけばOKでしょうか。どっちみち、私は千直買わないので(略
ところで、オリンピックは日本がメダルラッシュですね。これで観客が入っていればものすごい盛り上がりだったんでしょうけど、こればかりは仕方ない。テレビ画面を見ている限りでは歓声の有無以外はあまり変わりないと思うので、「おうちスタジアム」で楽しみましょう。
(追記)
Twitterを眺めていたら・・・
>菅原明良騎手(バカラクイーン=3着)「内のラチ沿いを通る指示でした。
— 小田切ワオ (@kyushusanba) July 25, 2021
>武井亮調教師
>「1枠に入ったので、実力差を考えても外に出しても仕方ないと思い、真っすぐに行けと指示を出しました。
>ジョッキーには何か言われたら『調教師に言われた』と言っておけ、と言って送り出しました。 https://t.co/v3qFx3JlSu
「ジョッキーには何か言われたら『調教師に言われた』といっておけ」
ファインプレー!
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