【データ派馬券野郎への道】 前回書いてから1年。その後の経過は?

気づいたら1年・・・

データ派馬券野郎になる、と宣言してからボチボチ2年くらいになる、みたいですw
記事としては1年間書いてませんでしたが、毎週、試行錯誤しながらやっております。前々回と前回の記事がこちら。

この頃はJRA-VANの使い方があまりよく分かってなかったみたいですね。今でもまだ分かっているかというとアレですけど、この時よりは分かっているような気がします。そんなことよりも月に2,000円ちょっとかかりますので、徹底活用しない手はありません。

余談ですが、月に1,000円くらいのサブスクが積もり積もって総額で10,000円くらいになっていて、徐々に整理しています。競馬関係だけでも4,000円近く使っているのですが、データ派馬券野郎を気取るためには必要な投資かなと思ってます。

過去データをいかに使うか

JRA-VANのTARGETではJRA主催競馬の過去30年以上のデータを利用できます。実際には最近5年くらいのデータを使うことになるんですかね。あまりに古いと最近とは種牡馬が違いますし、馬場傾向なんかも違うと思うので、できるだけ古い方には行かないようにしています。TARGETの解説動画にも出ている競馬評論家の須田鷹雄さんが各媒体においてデータ活用をした予想を展開してらっしゃいますが、その辺は須田さんのデータを使わせてもらうこととしてw、私は補正タイムというものを使っています。実は前々回、この取り組みを始めようとした時にも補正タイムに注目していたようで、その時にすでにいくつか良い思いをしていたようです。(憶えてないのかよ)

で、補正タイムは各レースごとのタイムを標準化というか、数値化して比較できるようにしたものです。データ派馬券野郎への道を模索する中、よく競馬新聞などで「前走は勝ってるけど、レースレベルは低かった」とか、「負けて強しの内容だった」みたいなことを記者の人が言っていることがあって、どのように見ているのだろうと常々思っていたことがきっかけで、さらに補正タイムを活用してみようと考えた次第です。ほかの競馬新聞やスポーツ紙でもスピード指数みたいな形で提供していると思いますが、紙面に限界のある新聞とは違い、過去10走くらいまでは見ることができます。実際にはもっとあるのかもしれません。

さておき、どのように活用しているという点ですが、補正タイムのデータをまずは新聞に書き込みます。下記は2022年11月6日の東京第12レースの研究ニュース紙面です。馬柱で黄色く塗っているところが補正タイムで数値が上位のレースです。実際の数値を入れるとごちゃごちゃしてしまうので、高めの数値だけを色でわかるようにしています。さらに高いものは赤いマークにしますが、このレースではそれはありません。なお、シュヴェルトライテにずらっと塗ってあるのは隣のカフェサンドリヨンのところに塗るのを間違ったものです。よく見ると赤いバツ印がついてます。偶然なのか、結果的にシュヴェルトライテが2着に来てます。つけ間違い恐るべし。。。

ところで、補正タイムは結果については万能ではないのは当然な上に、2歳戦とか3歳春のクラシックくらいまではデータが少ないのでさほど参考になりません。ちなみに、有馬記念のときには赤いマーカーばかりになってしまったので、参考にするのやめましたw
下記のように3歳(馬名の下を緑で塗っている馬)と古馬が混じった場合には3歳馬の方が高い数値が出てこないという特性もあるようです。というのもなんとなく見えてきている段階です。

なお、似たような数値がたくさん出てくると接戦になるという説明でした。逆にほとんど色がつかなければ、そこは狙い目ということです(だった気がする)。

さて、記者予想欄に赤ペンで書き込んでいるのが私の予想です。基本的には調教タイムを重視した上で、色が多くついている馬を中心に予想していきます。その結果、このレースでは3番のスリートップキズナに二重丸を打っています。紙面では無印ですね。人気なのに色がつかないケース、かつ調教の評価が高かったりすると思わずニヤリとなりますね。ちなみに馬名欄に赤いマーカーが塗ってあるのは研究ニュースの調教注目馬です。調教重視派としては見逃せない情報です。

渾身の予想?

結果は下の表の最上段です。11番人気で3着に来ました。1着のミスボニータは補正タイムの印はついていませんが、馬名のところについている番号はJRA-VANのアプリでのタイムランキングで、持ちタイム型データ、対戦型データともに1位となっています。実はこの数字を参考にすることからデータ派馬券野郎への道が始まっていますが、あまりここは重視していません。このレースでは3番人気ですが馬券に入れておらず、結果的にはハズレでした。重視していれば、当たりでしたね・・・

一番上がレース結果(競馬ブックwebより引用)

しかし、その時の記憶もあり、最下段にあるレースではスリートップキズナから入って、馬連(2200円)を的中することができました。この場合、記録を分析してデータ化して、それを別の機会に記憶として活用できたといういい事例ではないでしょうか。競馬はデータと推理のゲームでありますが記憶のゲームでもありますので、これは我ながら気持ちの良い結果なんじゃないかと思っています。

その他で言うと、他の記事でも書いていますが、年末に人気薄ながらも高配当をゲットした馬(ヒメノカリス)で、年明けの単勝も刈り取ったという事例もあり、これも気持ちよかったですね。

まだまだ精進します

最近(2022年11月〜2023年1月)では、こんな感じでなかなか美味しい馬券をゲットできております。なにしろ、最初の段階で拾う馬をどうするかであまり悩まなくなったのがいい。ここでぶれてしまうと決めきれなくなってしまうので、その取捨選択の基準ができたというのは大きいです。上記の方法も最初は手探りでしたが、やっと落ち着いてきたという段階で、今後の展開が楽しみになっています。このままさらに発展していくのか頭打ちになるのか、それは分かりません。しかし、自分なりに練り上げていこうと思っています。

何かの参考になれば幸いです。

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