まるで参考にもならない馬券検討〜大阪杯(枠確定前）

（近所の桜がすでに満開）

豪華のひと言

無敗の３冠馬コントレイル、昨年の短距離女王グランアレグリア、３冠馬と死闘を演じたサリオス、そしてクラシックとは別路線で５連勝中のレイパパレをはじめとする豪華メンバー揃い踏みの大阪杯。どういう指針で馬券を組み立てればよいかの悩み中です。いまのところはコントレイルが３冠馬の実力を見せつけるのか、距離無関係の強さをグランアレグリアが発揮するのか、この2点に注目しています。

天気はまた悪いという情報もありますので、渋った時にどうかというのはありますが、一旦は良馬場前提とします。ペースは飛ばす馬も見当たらず、ＧⅠとしてはスローペースではないかと見ています。

無敗の３冠は伊達ではない

甲乙つけがたい上記２頭ですが、ここはコントレイルが上位と見ました。両馬ともに調教の動きもよく、仕上げに抜かりはないと思います。であれば、距離適性を考慮してコントレイルです。2000メートルくらいが適鞍という見方もあり、短距離中心に使われて来たグランアレグリアとの差別化要因と判断しました。ただ、スローペースの１周競馬と考えると、最後のヨーイドンで突き抜けてくるグランアレグリアも想像できたりしますので、非常に難しい。あとは好みの問題でどちらを頭にするか、でしょうか。

３番手としますが、逆転まであるという位置づけでサリオスです。昨秋のマイルチャンピオンシップは前残りの展開で大外枠から外を回しての敗戦でしたが、負けて強しの内容との評価もあります。この段階で最終追い切りはまだ行われてませんのでそちらも気になりますが、毎日王冠の結果から決して2000メートルがダメということではないと思われます。鞍上は先々週に11勝と乗りに乗ったものの、調子にも乗りすぎたようで先週の制裁で騎乗停止の松山騎手です。本人も騎乗停止前にＧⅠ勝って、悪い流れを断ち切りたいはず。逆転候補の3番手評価とします。

レイパパレは強い内容で勝ちあがって来ていますが、なんせ一線級と未対戦というところで不安先行です。逆に言えば、その辺が未知の魅力とも言えますが、ここは相手が悪すぎるといった印象です。

であれば、話題先行になりがちですがアドマイヤビルゴを推したいところです。勝ったり負けたりでつかみどころがありませんが、2000くらいが限界と線引きしてしまえば、負けたレースの敗因は距離とすることも可能。武豊騎手が乗れないのも減点材料ですが、他の馬に注目が集まり気が楽になった岩田息子が思いきった騎乗をすれば面白いんではないでしょうか。

他は手が出ませんね。ギベオンの前走はまぐれ、ワグネリアン、ブラヴァスは追い切りの動きがあまりよくなかったとのことで対象外にします。強いて挙げるならば、有力馬がやり合った場合のカデナのスウィープですが、今回はなさそうです。

何かの参考になれば幸いです。