続・残る切符はあとわずか

ちょっと前に3歳未勝利戦が残りわずかと書きましたが、今日7/27発売の週刊競馬ブックでのトラックマンのコラムで、研究ニュースの日比野さんがこんなことを書いています。

・変則2場開催で除外ラッシュが予想されたが、開幕週の新馬戦では除外は3頭のみだった
・しかし、3歳未勝利のダート1200メートルでは約2ヶ月以上の待ち状態
・1勝クラスのダート1200メートルはそれ以上の待ち状態

一定の条件を満たすと次走のレースの優先出走権が与えられますが、当初はそれを持っていても抽選になるのではないかという噂もありました。しかし、現状では優先出走権所有馬で一杯になるということにはなっていないようです。とは言え、字面だけ捉えると、未勝利馬でダート1200を狙う馬は順番的には既に出るレースがないわけで、1勝クラスといえども一撃必殺で出走しないと次がいつになるか分からないという事態に陥っているわけですね。もちろん、細かい条件はあって全ての馬がその状態ではないとも推測されますが、遅くとも6月くらいまでに勝ち上がらないとこんな状態になってしまうというのはかわいそうというか、酷な現実です。

ダートの短距離路線がこんな感じでは距離適性よりも出走可能な枠を選択して出てくることも往々にしてあるわけで、その辺の適性の見極めも予想においては重要になってきます。もっとも、実は距離適性が短距離ではなくて長めのところだったというオチがついてくることもありますので、路線違いイコール外しといかないところがまた難しくもありますが。。。

(了)

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