まるで参考にもならない馬券検討〜レパードステークス(枠確定前)

梅雨明けで良馬場での開催となるか?

今年の長い梅雨もやっと明けまして、途端にセミの鳴き声が響き渡る夏となりました。というわけで、ひとまずは良馬場前提での検討となります。

1番人気はこの10年で6連対、この3年はすべて馬単万馬券というのが競馬ブック誌上での傾向解説です。昨年は前半3ハロンが後半のそれよりも4秒も速いという前傾ラップでしたが、例年はほぼミドルペースで展開しているようです。フルゲート15頭に対して30頭近くが登録しているので、どの馬が出てくるのかが全く読めませんが、ぱっと見では前目で勝負したい馬がそこそこいるようですので、平均から少し早いくらいのペースと見ておきましょう。コース解説は好位で進める馬が有望とのことです。

まずはデュードバン

現在の筆頭はデュードバンで、前走のユニコーンステークスでカフェファラオの2着。芝のアーリントンカップでは惨敗でしたが、ダートは4戦3勝2着1回という実力を持つ同馬が一つ抜けている印象です。負かしてきた馬もそれなりの実力馬ですので、対戦成績を見ても上位と判断しました。気になるのは良馬場での出走が青竜ステークスのみという点ですが、これは1着ですのでそこまでの心配は無用かもしれません。

2番手にはミヤジコクオウを挙げておきます。前走のジャパンダートダービーは馬場が影響したとの陣営コメントですが、リステッド競走の鳳雛ステークスを快勝している点はグッドポイントです。馬柱を見ると好位からの競馬をしているようですので、ここもコースへの対応という点で好感が持てます。

ブランクチェックは勢いはありますが、距離適性が不明な点が気がかりでやや評価を下げておきます。そのほか、ケンシンコウ、ライトウォーリア、タイガーインティを挙げておきます。

激走期待馬は?

今回の激走期待馬はラインベックです。そこそこ人気になるはずですが、ダービーの直線入り口でのあの期待感がいまだに忘れられません。ブッシーの「一瞬、夢を見た」とのコメント同様、私も夢を見させていただきました。その後は2勝クラスのダート戦を勝利して、引き続きダート挑戦です。友道調教師もかねてよりスタミナの豊富さは厩舎の同世代で1番と言っていますし、パワーもあってダートはいけると思ったとの今週の競馬ブックでのコメントですので、今回も狙いを定めてみたいと思います。

前走は初ダートを快勝だったわけですが、稍重で足抜きのいい馬場、しかも逃げる展開だったので砂を被っていないという点でパサパサダートになったときが気になりますが、前述のコメントからパワーはありそうですし、今回も逃げるか前目のいい位置を取れれば砂かぶりは無視できます。加えて、切れる脚というよりも平均ペースをそのまま押し切る競馬が向いてそうなのもいいですね。

もう1頭、メイショウダジンも挙げておきます。ダートで連勝後、芝の重賞に挑戦しましたが結果が出ずにダートに戻った前走の鳳雛ステークスで4着。抽選対象ではありますが、出てきたら惑星馬として検討してもよいと思います。

何かの参考になれば幸いです。

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