6連闘馬のその後

ちょっと前に6連闘している馬について書きましたが、週刊競馬ブックのお疲れさんコーナーを見ていたら、その馬ポテンシャルリアルの地方への移籍が掲載されていました。移籍先は未定。さすがに6連闘はやりすぎだろうと思っていましたが、そこで答えが出なかった結果が地方への移籍と考えると、競走馬は勝つことでしか生き残れないという現実は確実に存在するんだということを思い知らされます。

さらにざっとページを見渡すと、2017年生まれ、つまり3歳馬が圧倒的に多く、もはや出るレースがなくなりつつあるということも実感しますね。2週前の掲載分も見てみましたが、3歳馬が多いのは同様でした。

あと2週で3歳未勝利戦が終了。3場あわせて1日10鞍くらいの3歳未勝利戦があるとしても、未勝利を脱出できるのは40頭くらい。今週の競馬ブックの登録馬一覧では未勝利の3歳馬は940頭くらいいますので、狭き門と言えるでしょう。最近は3歳未勝利戦馬券に力を入れているため、見慣れた名前も散見されます。その名前の大半を今後見ることがなくなるというのは寂しさを感じますが、一方でそれが現実です。わずかなチャンスを掴み取るべく、頑張ってほしいものです。

(了)

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