中央競馬の入場再開に関連して

この開催から人数制限のうえで入場再開していますが、日経新聞のノモケンこと野本賢一さんがコラムを書いています。

記事内から一部抜粋すると、

事前予約の段階では、席数1047(うち車椅子席12)に対して、応募は10日が5865件(車椅子席1件)、毎日王冠のある11日が8543件(同2件)。車椅子席を除く競争率は5.7倍と8.3倍という狭き門だった。だが、実際に当選者が権利行使して購入したのは、車椅子席を除き10日が723件(69.9%)、11日が837件(80.9%)。土曜で3割以上、日曜で約2割が権利を放棄した。

とのことです。東スポの藤井記者も同様のツイートをしており、抽選に外れた身としては残念至極です。再抽選の仕組みがあればと思いましたが、それはそれで時間かかりそうなのであまり期待せずに待ちます。

さて、この記事のポイントはどちらかというとわざわざ抽選までして競馬場に来る人は昔と比べて減るのではないかということです。詳細は記事を読んで欲しいのですが、すなわちコロナ禍で在宅での馬券購入を余儀なくされた馬券買えればいいという層が、入場再開しても競馬場に来ないのではないかという話です。私は現場の雰囲気を楽しみたい層なので早々の再開を希望しますが、雰囲気とか要らないという人たちは自宅での快適な購入体験に浸ったままだというのです。確かに自宅にいるとPCやスマホでの情報収集が競馬場にいるよりも容易ですし、天気や気候に左右されないというのが最大の特徴と言えます。現に、天気が悪かろうが売上は伸び続けているということです。

結果的に競馬場の混雑が緩和されるのであれば歓迎ですが、そこで飲食店などを出している人はそれじゃ困るわけで、なかなか簡単な問題ではないですね。

とりあえずは毎週、指定席に応募しますので、この東京開催のうちに一度は行きたいところです。

(了)

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