チューリップ賞、弥生賞の振り返り

スマイルカナ逃げず

チューリップ賞ですが、レシステンシアが3着に敗れてマルターズディオサが勝ちました。2着はクラヴァシュドールで上位は予想どおり阪神JF組が占めました。レシステンシアはゲート裏でスイッチが入ってしまったという北村騎手のコメントでした。なので、レース中は抑え気味に行ったとのことですが、やはりハイペースで逃げてこそでしょうね。

上位が先行勢で決まったところから見ると、ウーマンズハートは後ろからではやはり難しかったのかもしれません。桜花賞くらいの時期では馬場傾向も変わってくると思いますので、この結果で決めつけないようにしたいところです。

注目のスマイルカナですが、逃げずに先行して7着。本番に向けての試走という見方もありかなと思いますが、スタートよく出ているのになぜかそのまま進まなかったのはどうなんでしょうね。おそらくそんなに無理しなくてもハナを切れたんじゃないかと思いますので、そのまま行かせればよかったかと思います。まぁ、そこはいろんな作戦もあったと思うので、一概には言えませんけども。本番では再度逃げの手に出ることになると思いますが、レシステンシアがハイペースの逃げに持ち込むと思われますので、結局は2〜3番手からの競馬になるでしょう。となると、どうでしょうねぇ。

弥生賞はディープインパクト産駒

ディープインパクト産駒スマイルカナは敗れましたが、弥生賞では同産駒のサトノフラッグが快勝しました。重馬場だったのでディープインパクト産駒はどうかなと思いましたが、関係なかったですね。2着はワーケアで、私は3着に入ったオーソリティからの馬単勝負でしたので、撃沈です。3連複をおさえてましたが激安だったので余裕のトリガミ。

さて、ここで上記の3頭が皐月賞の優先出走権を確保したわけですが、サリオス、コントレイルの直行組との対戦でどうなりますかね。最近はトライアルレースの位置づけが大きく変わっていて、必ずしもここでの上位が本番での上位であるとも言い切れない面もあり、予想は難しくなるでしょう。これからスプリングステークスや毎日杯などもありますので、その辺も眺めながらじっくり考えるとします。

ところで、今日の出走馬で言うと、4着のブラックホールあたりは本番でも狙い目になるんじゃないかと思います。皐月賞時には中山開催が連続して馬場もそれなりに荒れてくると思うので、パワータイプと言ってもよさそうなゴールドシップ産駒には注目ですね。

（了）