データ派馬券野郎への道、3ヶ月経過後の状況①

夏競馬を前にして進み始めたデータ派馬券野郎への道ですが、10月末で3ヶ月が経過することになります。この間、データの活用はもとより、買い方改革もそこそこ機能しており、いくつか改善された点が出てきています。

1.レース的中率(レース数を母数として計算)

これまではClub A-Patの機能で的中率などを見ることができるのですが、それをもとになんとなく的中率などを見ていました。そのうち無観客競馬になり、即PATアカウント持ってない友人の代わりに買ってたりして実際の結果が分かりづらくなってきたので、表計算ソフトにて記録するようになったのが5月の終わり頃。いま改めて結果を見てみるととんでもないことが分かりました。

6月くらいまでは負け続きで、結果的に1レースあたりの投資額を絞る、レースを絞るなどしてきましたが、だいたい週末ごとのレース的中率(以下、的中率)は20%台、よくて30%台という数字でした。当初はまだ細かくつけていなくて券種が分からなかったりするのですが、記録されたものを見ていくと、まず買い方がバラバラ。複勝で始めてみたり、途中でワイドになったり、最後は3連系になってみたり。要は、最初は複勝、ワイド系でボチボチ当てていたがそのうち当たらなくなり、逆転狙いの3連系ということだと思いますが、これではダメですね。多分、それぞれの券種ごとの予想スタイルというものがあって、それぞれの券種にあわせたものを考慮していなかったと思います。この頃はこの辺がブレてました。

データ派馬券野郎宣言を出してからの状況を見ると、まず買い方が固定されて来ました。当時は券種を固定するスタイルへの転換も図っており、当初は単複勝負ということを志向していましたが、これまでの自分のスタイルを考えると馬連がしっくりくるのかなというところで、8月の終わり頃から馬連中心に馬単も絡める方式に固めていったところ、的中率は急上昇。現在ではコンスタントに40%をマークできるようになりました。秋華賞終了時点までの最高は、まさに秋華賞ウィークの63%で、これはかなりいい結果だと思います。ただし、回収率が悪く、それは後述します。

結果的に3ヶ月経過時点の馬券の組み立ては、

 ・まずは馬単前提に予想
 ・状況見つつ、難しいケースでは馬連に切り替える
 ・馬単のウラオモテよりも、本命からは馬単、その逆は馬連を買う

というものになっています。本命から対抗、単穴、白三角に馬単で流し、対抗、単穴については本命との馬連もおさえ、状況次第で単穴から白三角に馬連という形ですね。馬単が危険と判断すれば、オール馬連です。結果的に7〜8点の組み立てで多くて10〜12点くらい。そもそも予算がないのでレースあたりの投資は1,500円マックスで、その範囲で買い目を厚くしたりしています。

馬単のウラオモテにしていない理由は、これはネットで見つけた手法なのですが、あくまでもメインは本命からの馬単にして、ウラは馬連で保険的に買うというものです。要するに、ウラは本命が2着になったときに馬単の分も含めて投資を回収できる程度の金額で保険をかけ、馬単を厚めに勝負するということです。これなら本線的中すればオマケで馬連もついてくるというもので、なかなか合理的だなということで始めてみました。

てなわけで、概して馬単勝負時は馬連は保険という買い方なので、そちらで当たるとそもそも足が出ないという訳ですね。なので、的中率が高くても保険の方ばかり来てしまうと、儲けが出る買い方ではないのでプラマイゼロにおさまるということになります。そこが回収率が上がらない理由のひとつです。以下、続きます。

2.回収率

上述のとおり、基本的には的中率中心の買い方なので、回収率は低いです。私の友人なんかはその対極で、人気薄の複勝にそれなりに投資して回収率を上げるパターンです。開催日は何回かやり取りしますが、途中で景気のいい払い戻しの報告があったと思えば、最終レース後に「最終取ってなんとかトントンに戻した」なんていうメールが来たりして、いったいいくらかけているんだ?といつも笑いながらみています。私のスタンスとしては「1日楽しめてプラマイゼロならOK」なので、儲けはあまり要らないのですが、なんせプラマイゼロにならないところが難点です。競馬新聞や競馬場に行くまでの電車賃、競馬場でのジャンボフランクなどのおやつ代は必要経費と考えてますので、なかったことにしています。しかし馬券の収支がマイナス続きというのは財布に優しくないです。もっとも専門紙のトラックマンでも回収率100%越えは簡単ではなさそうなので、土日でマイナス3000円くらいなら娯楽費として適切かなと思いますね。

さて、その回収率の低さですが、当noteでもたびたび触れているように、現段階では本線での的中が少ないのが主な要因です。上述のとおり、保険的に買っている部分で取っているので的中率はそこそこあると思いますが、本線で取れていないのでプラスになっていません。上記のスタンスでいけば、方向性は間違っていないのですが、やはり最終的にマイナスになりがちなのは反省点です。

例えば、こちらが秋華賞当日の成績です。タイトルが10/17になってますが、表の左上の10/18が正解です。

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なお、京都9レースは2歳のオープン戦だったので買う対象ではなかったのですが、圧倒的1番人気のジャカランダレーンが飛んだら面白いなということで、他の有力3頭の馬単ボックス6点を仕込み、本線だけ300円にしております。結果はジャカランダレーンは3着。最初は3連単にしようとしたのですが、それではジャカランダレーンが入ってくる可能性が高くなるので、考え直して馬単にしたのはいい選択でした。なお、本線当たってれば余裕でプラスだったのですが、買った馬券のなかでも上位人気で決まってしまったというものです。

見て分かるとおり、2回しか外してないのにマイナス。これこそ典型的な保険馬券で負けは防いだが余剰金は生まれないというパターンです。しかもこの日はトリガミ無視で買っているので、2回もトリガミです。てな感じで、十分な的中率を叩き出しているのにマイナスというのが恒例化しており、この辺を解決するとかなり満足度の高い週末にガラリ一変ではないかと思っています。

ちなみにこちらがデータ派馬券野郎を目指す前、6月27日(土)の東京競馬の結果です。空欄は買ってないレースです。この時期なので2歳新馬戦でしょう。最近、テンプレート変えたので上記とは並びが違います。

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この頃は投資を絞って単複志向でやってましたが、結局、3連複など混ぜちゃって撃沈のパターンです。多分、1レースで当てたもののガミってしまい、ワイド儲からね〜とか思いつつ、3連単とか仕込んだりしたんでしょうね。午前撃沈からの午後イチもさっぱりで完全に冷静さを失っての迷走、そして惨敗。分かりやすいですねw あとは闇雲に買ってるところもダメですね。先に出した例では、京都9レースはさておき、買うレースを絞っていますので成長を感じますw

とにかく、どこかで本線的中すればその日のプラス収支にグッと近づきますので、しばらくは精度アップを目指します。

長くなってしまったので②に続きます。そちらではデータ活用状況を報告します。

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