まるで参考にもならない馬券検討〜セントライト記念(直前)

台風一過、東京周辺は日曜日からの好天です。馬場も本格的に回復してのレースになると言っていいでしょう。このレースは本番の菊花賞には直結しないと言われてますが、それは最近のトライアルレースにある程度は共通する点ですね。とは言え、勝者はそれ以前その後も含めてGⅠ勝ちしているケースもあって、重要なレースであることは間違いないでしょう。

そんななか、これからのGⅠ戦線での活躍も期待できそうなタイトルホルダーを1番手に推します。実績もさることながら、早送りでもしてるのではないかと見間違うばかりの強烈な最終追い切りに即断しました。本稿を執筆している9月20日の10時30分時点では1番人気ですが、むべなるかなと言ったところ。鞍上は弥生賞ディープインパクト記念で勝ったときの横山武史騎手。エフフォーリアが菊花賞に向かいませんので、ここで横山武史騎手をおさえられたのは先を考えても好材料。強いレースを期待します。

2番手はグラティアスです。こちらも春の実績馬で、姉はこの前のセントウルステークスを勝ったレシステンシアです。姉は短距離路線での活躍が目立ちますが、弟はこれくらいの距離までは持ちそうな感じです。ただ、夏を超えてスプリンターよりの血が出てきていたらどうかというのが不安要素ではあります。

3番手はレッドヴェロシティです。中山に相性がよさそうなのと、特に外回りコースにむいているのではないかという点から3番手にします。おそらくはスローペースになるであろうと思いますが、好位からの長めのスパートをデムーロ騎手が仕掛けたら頭もあるんじゃないかと思っています。

次に注目はルペルカーリアです。春は惜しい競馬続きでしたが、夏を越して中身が伴ってきたという友道調教師のコメントが頼もしく、加えて血統がお墨付きなのも強調材料でしょう。しかし、兄のエピファネイア、サートゥルナーリアもそうであったようにスイッチが入ってしまうと脆くなるリスクはあると思います。調教師のコメントではそこは兄とは違うとのことですが、ここは不安要素ですね。

他には夏の上がり馬筆頭ソーヴァリアントまでが範囲かなと思いますが、オーソクレースをどう考えるかですね。基本的には長期休養明けは割引の姿勢ですので、上述の各馬よりも低い評価としますが、未知の魅力というか、実は春に無事であれば上位争いもできたのではないかという点が気になります。パドックや馬体重見て判断しようと思います。

何かの参考になれば幸いです。

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