『ボーダー 二つの世界』(2018)

匂いによって人の感情を嗅ぎ分けられる能力を持つ主人公は、ある時自分に似た男を発見する。男と惹かれ合い、やがて世界に馴染めなかった本当の理由を知ることとなるが…。
『ぼくのエリ 200歳の少女』の原作者と監督が共同脚本を手掛ける。

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欧州映画らしい、居心地の悪さが気持ちいい作品。
色んな問題をこのファンタジーに閉じ込めている中で、ルッキズムがすごく象徴的。『主人公は間違いなく醜い』と言い切れる人は少ないから。それは良心でもあるし、差別でもある。
それが居心地の悪さの正体かな~。

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