土曜絵画:(映画絵練習帳その8)

画像1 映画のシーンを15分で描いて、絵の練習をしようという『映画絵練習帳』その8です。ここでは映画の内容についてではなく、絵について語ります。今回もちびまゆさんが中心となって運営されている企画『 #土曜絵画 』に参加しておりますよー!
画像2 【三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020)】この前後から色塗りに水彩を試してまして、これは一色だけで色塗りしました。コピックに比べて一色でも味わいがあるので、それだけで成り立つ感じもあっていけそうだなと思いました。これは前回は失敗しちゃったけど、これは割合良い感じに出来たかな~と思います。
画像3 【劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明(2020)】そしてこれは失敗例w。15分で描き終わることを前提に描く時、大体何分ぐらいでここまでやって~みたいなことを考えながら描くのですが、これは全くうまくいきませんでした。その理由は水彩だからで、重ね塗りをするために乾く時間が必要なことに描いている途中で気づきましたw。こういう絵で重ね塗りは相性悪いみたい。
画像4 【火口のふたり(2019)】これは最初から人物だけに塗ろうと思っていたのでセーフw。ただこれも、重ね塗りを前提に進めてしまうと絵の完成度が低くなってしまうなーと、描いた後に思いました。色を重ねる事で深みは出来るのだけど、他の部分に手が回らないので全体的にはイマイチな絵になるなーと。あとキャラクターをもうちょっと描きこめれば良かったな~。
画像5 【RONIN(1998)】これは一転してコピックで色塗りをしています。最近アナログの色塗りをしてこなかったので、あらためてそれぞれの特性を確認したいなーと思って。で、やってみると『やっぱりコピックいいわー!』ってなるんですねw。色を作らなくてもいいし、簡単に塗れるし。やっぱりどれか一つに絞るんじゃなくて、その時々に合った画材が大事だなーと思いましたw。
画像6 【オフィシャル・シークレット(2018)】で、画材の事ばっかり考えていたら、ちゃんとした線画も描きたくなってw。これは一点透視の絵なんですが、やっぱり奥行き感は難しいなーと思いながら描いています。ただ今回は最初から色を塗らない予定だったので、その分線画としての密度は高いかなーと思っています。その配分が難しいのよね~w。
画像7 【キング・オブ・コメディ(1983)】これは作中出てくるストーカー女のサンドラ・バーンハードさんを描きたいなーと思って描いた絵です。こういう人目を惹く佇まいの人を見ると、ついつい描きたくなっちゃうんですよね。しわくちゃのおじいさんとか、めっちゃ太っている人とか。あと、主役の人物をペン画に、背景を鉛筆で描き分けてみました。
画像8 【プロスペクト(2018)】これは途中で気づいた事なんですが、一部分だけ色を塗るとして、背景だけに塗ると途端に未完成な絵になるんだなーと。逆に人物だけに色が塗られててもそういう感じがしないので、『(絵の)主役に色を塗る』という事が大事なんだなーとある時気付いたことがありました。あと人物は肌の色を塗るのが大事なんだなーともw。
画像9 【コンテイジョン(2011)】これは『ベンチに二人で座っている絵』として描きましたが、あんまりうまくいかなかったなー。二人の座っているスペースが変だし、大きさの対比もイマイチ。登場人物が二人出てくる時は、一人よりも手間はかかるし、大きさも合わせないといけない(モブはまた別)ので、難易度は思った以上に上がるんですよね~。
画像10 【異端の鳥(2019)】これは色鉛筆を使いました。この映画絵としては初めてかな?元の映画は白黒なんですが、カッコイイ感じになるかなーと思って色を付けてみたのですが、出来上がったものを見て『違うな…』とw。配色に関してはもうちょっと何とかならないのかな~と事ある毎に思ってたりします。これもまた勉強ですね~。
画像11 【トップガン(1986)】最近、背景をあんまり描いてないなーということで。一応流れの中でバランス良く見れる感じにしたいなーと思って、あんまり同じ要素が続かないように気を付けてたりするんですよ。こう見えてw。というわけで、今回はここまでです。ではでは、また次回~!

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