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金属加工に必要な資格について

金属加工は専門的な技術が必要となることも多く、資格が必要になることも多くなります。ここからは主にどのような資格が必要になるかを紹介していきます。

機械加工技能士

切削などの機械加工に関する技能に関連した国家資格で、普通旋盤や立旋盤、フライス盤など作業ごとに実技試験が行われるので、その道のスペシャリストだと証明できる資格です。

旋盤やフライス盤など複数の加工をひとつの機械で行える「マニシングセンタ」での作業も機械加工技能士の実技試験にあるので、機械加工において重要な資格といえるでしょう。機械加工技能士の資格は特級と1級~3級に分かれており、特級と1級は一定年数の実務経験が必須となります。

めっき技能士

こちらも名前のとおり、めっきに関連した国家資格で、実技試験には「電気めっき」と「溶融亜鉛めっき」という二種類のめっき作業が含まれるので、めっき作業をする上で重要な資格になります。

めっきは車や精密機器はもちろん、アクセサリーなど私たちが日常の中で目にするものにも多く使われる金属加工技術のひとつで、ものづくりの製造工程において広く活用されている技術です。めっき技能士も特級と1級~3級に分かれており、特級と1級は一定年数の実務経験が必須となります。

溶接に関する資格

溶接は金属加工でも広く使われています。さまざまな種類がある溶接の資格の中でも金属加工に必要とされるものとして、ガスバーナーを用いて金属の溶接を行う「ガス溶接技能者」、アーク放電と呼ばれる放電現象を利用して行う「アーク溶接作業者」、アルミニウム合金の溶接を行う「アルミニウム溶接技能者」の3種類が挙げられます。

このうちアルミニウム溶接はこれらの溶接の中でももっとも難易度が高いとされており、専門性の高いので、金属加工の現場において重要な資格といえるでしょう。
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