きっといいことがある

やばい薬に手をだしました。

「今、すごい辛いけれど、これを乗り越えたらきっといいことがある。

幸せが待っている」

そんな魔法のような言葉に手を出しました。

どれだけ、耐えても、どれだけ、努力しても、どれだけ、無理しても

自分が行ったこと以上のリターンなんて存在しない

それが現実、で真理。

自分を奮い立たせるため、立ち続けるために、自分自身を洗脳して

きっといいことがある、きっといいことがあると。

こんなにも今、がんばっているのだから、大変なのだから

きっといいことがある、きっといいことがあると

自分をごまかしてしまいました。


しかし、自分にばれてしまいました。

自分のした行動以上のリターンなどないことに

がんばった自分を称えたい気持ちの一方で

その代償の大きさに愕然としているのです。

明日に期待して生き続けるということは

日々に裏切られながら生き続けるということで

ただ、どうしようもなかった。

無知だったから

自分をだまして、立ち続けることしかできなかった


自分が行ったこと以上のリターンはない。

辛い思いをした分、耐えた分だけ、いいことがまっていることはない

自分をだますその姿はただただ醜いだけだった

やばい薬に手をだしてしまいました。

だからもう、普通には生きられない。


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