「好き」ってどういうことだ?
少し前に、息子の高校のPTAのお疲れ様会があって参加した。
比率的には、お母さんが2、お父さんが1という人数比。子供の話が、中心だったが、途中から何故か相方が好きかどうかという話になり、それぞれの家庭で、いろいろな状況もあり、もちろんシングルの方もいたりして、まあ答えがあるような話題ではなかったが、感じるところ、男性よりも、女性の方が好きなことが重要なのではないかを感じた。
僕自身、正直、人を好きか嫌いかは、必要に説明しずらい。嫌いは、割と簡単で、一緒にいて、あまり心地よくない人は嫌いな人となる。その人の自分や他の人に対する態度だったり、発言だったり、その人自身が話す話題だったりによって、この人は合わないなーという人がいて、そういう人は、きっと嫌いな人となると思う。
では好きとはどういう状態だろう。嫌いと同じ基準で考えるなら、一緒にいて、心地よい人となる。話し方や話題や気遣いや態度が好ましい人は、好きな人となるんだと思う。
ではではパートナーと対しては、どうだろう。ずっと一緒にいると、嫌なところも全くないわけじゃないし、もちろんお互いに相手の期待通りのことが出来るわけじゃないから、一緒に過ごす時間が心地よいものじゃなくなったり、嫌なことがどんどん、嫌いなことになっていって、心地よい状態が増えていって、一緒にいるのが窮屈になって、もう一緒にいたくないと思ったりもするけど、ほんのちょっとしたことで、やっぱり好きなのかなと思得たり。
女性は、きっとちょっとの好きでも好きがあることが大切なんだと思う。もしかすると男性でも同じかもしれないけど、僕自身は恋愛や夫婦における好きというのが、うまく表現できないでいる。考えれば、考えるほど、僕は人を好きになることがあるのだろうかと思考の迷宮に入り込む。
と言いながら僕が本当に嫌いな人を誰か思い浮かべろと言われても、誰も出てこない。基本的に嫌いなことをしそうな人には近づかないようにしているからなのかもしれないが、それでも人には良い面も悪い面もあり、悪い面もまた、それには理由があると思っている。だから相手の行う態度に対しては、嫌な気持ちになるにしろ、相手を嫌ったりはしない。それほどしない。
まあそんなわけで、すごく好きな人はいないが、すごく嫌いな人もいない。そんな日々を過ごしているということに、PTAの飲み会で発見しました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?