Hiroki Yoshimoto MS,ATC

BOC-ATC(全米アスレティックトレーナー認定委員会公認アスレティックトレーナー)。経歴:クリーブランドインディアンズ、アーカンソー州立大野球部、トロントブルージェイズ、横浜DeNAベイスターズ、マイアミマーリンズ

Hiroki Yoshimoto MS,ATC

BOC-ATC(全米アスレティックトレーナー認定委員会公認アスレティックトレーナー)。経歴:クリーブランドインディアンズ、アーカンソー州立大野球部、トロントブルージェイズ、横浜DeNAベイスターズ、マイアミマーリンズ

最近の記事

ドミニカンサマーリーグで働くことが大変な理由

ATCになる以前からもATCになってからもいろいろなレベル、カテゴリーの野球に関わってきました。NCAAディビジョンI、NCAAディビジョンII、NJCAA(2年制大学、短大)、そういうった選手たちが夏場に修行に出るサマーボール(カナダ、アメリカ)、アメリカの独立リーグ(2Aぐらいのレベル)、MLB傘下のマイナーリーグ(ドミニカンサマーリーグ、フルシーズンA)、そしてNPB。もちろん各レベル、各リーグ、各カテゴリーでそれぞれ求められるものが違います。リハビリとか怪我からの復帰

    • 生き残りをかけて#2

      1.ビザワーカーが切られやすい理由 前回の最後にコロナ渦でクビになったのは、カナダの球団で働いてたからまず優先されたのはカナダ人で、次に労働ビザの必要がないアメリカ人が優先され、労働ビザが必要だった外国人は一番優先順位が低かったからクビになったんじゃないかと推測していると書きました。そこの補足からしておきたいと思います。 アメリカ市民権やアメリカ永住権を持ってない外国人がMLBの球団で働くにはP1ビザというカテゴリーのビザを取得しなければいけません。MLBの球団から仕事の

      • 生き残りをかけて#1

        COVID19、マイナーリーグ削減、クビドミニカに戻った理由について触れますがまずはそこに至るまでの経緯から。2017年にトロントブルージェイズに雇われて、そこから2年間ブルージェイズのドミニカ共和国のアカデミーでアスレティックトレーナーを2年勤め、2019年からブルージェイズ1Aのランシングラグナッツへ(ミシガン州ランシング)。で、1A2年目の2020年、今から約3年前中国の武漢というところで発生したらしいCOVID19。その時はフロリダ州のダニーディン(Dunedin)で

        • 騙された#2

          前回は待遇面の話しでしたが、今日は日常生活に関して。 球団施設で生活するんは聞いてたけど、まさかのルームメイト有り😅30台後半の日本人ATCとアメリカ人PTが異国の洗礼に。アメリカの大学の寮みたいな部屋に入れられました、、、向こうもまさかルームメイトがおるとは思ってなかったみたいやし、聞いてもなかったらしい。自分たち以外のスタッフはみんな1人部屋。だから2人してやられたなってなってる。因みにメジャーリーグ30球団全部ドミニカにアカデミーを持ってて、アメリカのアスレティックト

          騙された#1

          ATC11年目の人の話です。どういう経緯でATCになって、マイナーリーグで働いてるんかとか、愚痴とか、決して研究者じゃないけど現場の話も含めてスポーツ医学の話とか、いろいろ書いていくと思います。話は今の話から昔の話にいってまた最近の話になっていろいろ前後すると思うけど、こいつオモロいなって思う野球関係者の方、トレーナー関係者の方、スポーツ医学関係の方、情熱大陸的な野球メディア関係の人(笑)、もしおったら連絡ください。 とりあえず本題にある騙されたって話から。来てみたらぜんぜ