![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/26210056/rectangle_large_type_2_d92da637e9794dae8c6e889e1d4ad0eb.png?width=800)
ナイナイANNを一度も聴いたことがなかったラジオ好きが矢部さんの復活で思ったこと。
ラジオを聴くようになったのは2011年、高校1年生の頃だった。今年でかれこれ9年ほど経つ。しかしながら私はナイナイのANNはおろか、岡村さんのANNでさえ一度も聴いたことがない。
理由としては、あまりにも歴史がありすぎるということと、私自身がシリーズ物はなるべく最初から知りたいタイプであるというのが挙げられる。
同じ理由で伊集院さんがやっている深夜の馬鹿力もほとんど聴いたことはない
今も続いてる番組で私がラジオにハマり出した当時からずっと聴き続けてる番組はオードリーのANNだ。
聴き始めた時点で2年の歴史はあったがその2年は動画サイト等で埋めることができた。
その後、山里亮太の不毛な議論やおぎやはぎのメガネびいき、バナナマンのバナナムーンGOLDなどのJUNK枠の番組も聴き始めたが、今でこそ10年以上続いているものの、当時はどれも開始から10年以下で、同じような形でにある程度は埋める事ができた。
しかし、ナイナイのANNはそれらの番組とは訳が違った。1994年に開始しし2011年の時点で17年もの歴史があったのだ。
そのためナイナイを聴くことなく、木曜1時台は裏番組である文化放送の曽根友希江のリッスンやおぎやはぎのメガネびいきにハマり、ナイナイのANNを聴くことはなかった。
しかし、ラジオというものや歴史を知っていくたびにナイナイのANNのスゴさや人気、影響力というものを学び、感じてはいた。
そんな中、2014年8月ラジオ界に激震が走った。
ナイナイのANNが終了するというのだ。 翌週に詳しい話をすると言って番組は終わった。
そして1週間後の放送で、矢部さんが番組を卒業し、今後は岡村さん1人で番組を担当する事が語られた。
最終回、私はその日もいつもと同じくメガネびいきを聴いていたが、おぎやはぎの2人が「ちょっと…聴いてみたいよね笑」「実況したい」と発言し、それをメールで知ったナイナイもおぎやはぎに礼を言うという、同じ木曜日深夜を戦う者同士のエールの交換とでも言うような事が起きたのだ。これは生で聴いていて、本当にテンション上がったし嬉しかったし感動したな…。
翌週からはナインティナイン岡村隆史のANNが始まった。ツイッター等の反応を見ていただけだが、多少は離れてしまったリスナーはいた様に感じた。しかし、毎年秋には横アリで番組イベントを開催するなど人気は衰えず変わらない印象だった。
そして先日の出来事である。風俗好きで有名な岡村さんの失言が炎上し、ワイドショーでも取り上げられ、番組の公式HPやツイッターで謝罪する事態となった。翌週の放送では冒頭から岡村さんが謝罪、番組開始から20分後に矢部さんが乱入のような形で参加し、これまで岡村さんに対して思っていた事を語る「公開説教」という形で収める事となった。
(この公開説教を受けた上で、岡村さん、リスナー、怒ってる人の全員に理解を示して今回の件について語った爆笑問題カーボーイでの太田さんのトークは素晴らしかったので是非聴いてほしい。)
その翌週も矢部さんは番組に参加、そしてその翌週の5/14を迎えるのである。
私は初めて最初から最後まで番組を聴いた。
長年やっていたコーナーが終わり、番組としての変わろうという意思を否応にも感じることができた。
長年ナイナイのANNを聴いてきたリスナーの方はどんな気持ちだったのだろうか。矢部さんの復帰に対してツイッター上では、悲喜こもごもな感想が見られるもののやはり喜びや嬉しいといった感情が多かったように思える。
私にとってリスナー歴が一番長く、最も好きな番組はやはりオードリーのANNだ。
今回のナイナイのANNの件をオードリーのANNに置き換えて考えてみた。
あと10年続き、その後どちらかが辞めて、片方だけが5年半喋り、色々あってまた2人に戻る。
結果的にいうとあまりにすごいことすぎて想像がつかなかったのだ笑
長いラジオの歴史でも、一度番組を去った相方がまた番組に戻るというのは初のことらしい。
流石としか言いようがない。オードリーが1番上になるにはまだ少し荷が重いように思うので、ニッポン放送オールナイトニッポンの長として、今まで以上に引っ張っていって欲しいと思う。
あと、これを機にたまにはナイナイのANNを聴こうかなと思う。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?