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ZERO CALORY. ZERO SUGAR.

俺は今、コカ・コーラ・ゼロを飲みながらこの雑記を書いている。ハーミットインでZERO CALORY, ZERO SUGAR飲料を飲むのは俺だけだ。

だが、問題は他のスタッフたちだ。インスタはルイボス・ティーだのフンジャカ・ティーだのをありがたそうに飲んでいる。これはインスタが長年身を置いてきた美容業界による洗脳の結果であり、憐憫を禁じ得ない。ペヤングに至っては、わざわざ国外から輸入した水(おそらく水道水か井戸水をボトル詰めしたもの)をグビグビうまそうに飲んでいる。スイスあたりの悪徳企業に騙された哀れな健康信者の末路だ。

こうしたエセ自然主義とか誤った健康信仰が横行するのは大変まずい。ハーミットインのオーナーとして、スタッフが持つ健康意識の低さを憂慮している次第だ。これは経営者として不徳の致すところであり、今後我が社では、健康増進を徹底し、意識改革に邁進しようと考えている。

なぜ俺が今日この雑記をしたためているのか? 身内の恥を晒す為ではない。U.S.A.から世界に羽ばたき、今や世界中で愛されるコカ・コーラ社の有力商品「コカ・コーラ・ゼロ」の素晴らしさを、君に伝えたいからだ。

以下列記する。

1)引退リスクゼロ
コカ・コーラ・ゼロは、確かに以前安室奈美恵がCMをしていた。それを聞くと「ええっそれじゃ引退しちゃうってこと…?」と心配する奴もいるが、問題ない。「ゼロ」と付いている以上、そのリスクはゼロだ。これは業界通の間ではもはや常識である。

2)プレジデンシャル・エンドースメント
コカ・コーラ・ゼロはプレジデンシャル・エンドースメントを得ている。専門用語なので解説するが、これは「プレジデントも飲んでいるからきっと安心と思える効果」のことだ。実際現職の米国プレジデントはコカ・コーラ・ゼロを愛飲している。プレジデント職は激務だ。Obamaは二期目を終える頃にはガリガリだった。かたや、現職プレジデントのハツラツとした二重アゴと頼もしいポンポンちゃんを見よ。そしてツイート数もすごい。相当健康に気を使い、気力体力を維持している証拠だ。よってコカ・コーラ・ゼロが体に悪い訳が無い。ところで最近のアメリカはU.S.A.みたいになってきていてちょっと心配である。U.S.A.は心の中にあるから素晴らしいのであって、現実になったらシャレにならんのだが、これは今日の話とは関係ない。

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