テイルズ・アット・ザ・ベイルファイア(6):焚き火の仲間
テイルズ・アット・ザ・ベイルファイア
〜焚き火を眺めながら語ろう〜
ようこそ。このシリーズ記事では、ペイントコンテスト「ベイルファイア」に関連したホビーアドバイスを届けている。今回は、ベイルファイアの締切に向けて、俺からいくつか君に伝えておきたいことがある。「改めて語っておきたい」と思った事があるからだ。
ベイルファイアは競争や戦いではない
「コンテスト」と言うと、腕に覚えのある猛者たちが集い、凌ぎを削って優勝を目指すように思えるかもしれない。参加者は互いがライバルであり、君は勝ち上がる為に死力を尽くして作品を仕上げる。そういうコンテストはあるだろう。だが、ベイルファイアはそうではない。
「1:コンテストは怖くない」で俺は、“ベイルファイアは確かにコンテストだけど、評議会メンバーのグループ展示という、何よりも重要な側面がある”と書いた。俺はベイルファイアのことを、“オールドスクール・ファンタジーミニチュアのフェス”とも表現したことがある。
ベイルファイアは、ギスギスしたコンテストではない。
作品エントリーのことを“薪をくべる”、ベイルファイアに参加することを“焚き火を囲む”と評議会メンバーがツイッターで言うのを、君は見たことがあるかもしれない。そこにあるのは「安らぎ」であり「憩い」だ。そして俺はそうした表現を見るたびに、嬉しい気持ちになる。もし君がこれからエントリーをするなら、他の皆がそうであるように、剣を鞘に収め、リラックスして来てくれ。
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