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暗く長いトンネルを100倍楽しくする方法

人生というものは、晴れの日もあれば雨の日もある。だが、人生はかなり日照量が少なく降水量が多い。イギリスみたいな感じだ。カラリと晴れていることはまれで、大抵曇っていたり、雨だったりするわけである。

逆境においてなおポジティブであるということは大きな助けになるのだが、無抵抗主義を信じて作り笑顔を浮かべていても、野盗が見逃してくれることなどない。これは北斗の拳ですでに実証されている。

今、世間はCOVID-19というなんかやべえウイルスにより、世界全体が暗く長いトンネルに入っているわけだが、今日俺が話したいのは、コロナの話ではない。もっとパーソナルな話である。

俺たちの人生において、何かがうまくいかなかったり、つらかったり、苦しかったりすることは多い。それは、散歩中に犬のウンコを踏んでしまうとかの小さなことから、学業や仕事でつまづいたり、家族や友達と大喧嘩してしまったり、あるいは失恋とかいじめとか病気怪我とか死別とか、そういうビッグなことも含まれる。

そうした不幸もあってこその人生なのだが、悪いことが続いたり、嫌な思いばかりしていると、本当にきつい。笑ってすませられるならいくらでも笑うのだが、それで何も解決しないどころかかえって悪化したりする。だから俺たちは悩むし、苦しむし、行動するし、フンジャカするのである。

君がそうであるように、俺もそうだ。悩むし苦しむ。暗く長いトンネルをいくら行けども出口が見えず、どうしていいかわからなくなって途方にくれることもある。それでいいんだ。それが人間だ。

こうした逆境から脱する方法は、色々ある。それは自分の置かれた状況やそれを取り巻く環境、自分の持っている手段と知識、あるいは性格などにより、それぞれ適した、あるいは最善の解決方法があるものだ。

だが、俺が今日話したいのは、それでもない。

暗く長いトンネルに自分が入ってしまった時、どう過ごすかという話だ。

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