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新製品情報&アイテムレビュー(2019 5/20)

オールドスクール・ファンタジーミニチュアと言えば、冒険者やおぞましいモンスターのミニチュアがその主役と言えるだろう。だが、冒険者とモンスターしかいない世界には、臨場感がとぼしいものだ。想像力だけで補う楽しみ方もあるが、ミニチュアの住まう世界すらもミニチュアで表現できたら、それは素晴らしいことだと思わないか? 俺は素晴らしいと思う。

そして今回俺が紹介するのは、ウラルの女帝、アナスタシア・カザンセヴァ率いるタイニー・ファニチャー(ロシア)からの新たなる小道具ミニチュアたち。リリースのタイミングや注記については後で書くよ。

実際のレビューに入る前に、ハーミットイン商店における一大カテゴリー「漢たちのシルバニア」レンジについて改めて話すとしよう。

漢たちのシルバニア

スカイリムで俺が大好きな要素の一つが、細部に渡って作り込まれ、にじみ出る「暮らし」の姿だ。物語の進行とは必ずしも関係ないけど、自分の家に家具を揃えたり、食卓に料理を並べたりしちゃうよね。箱とか樽とか、アイテムの種類別にしまう場所決めたりしてさ。

俺が商店で「漢たちのシルバニア」を重視しているのは、ミニチュアにおいても、この没入感を味わって欲しいからだ。小道具ミニチュアが充実すれば吸えるほど、君のお気に入りミニチュアたちに深い物語が加わってゆくはずだ。

ゲーム・オブ・スローンズでは、「飲食」や「休息」、「防寒」あるいは「避暑」といった、物語の進行とは必ずしも関係のない部分の作り込みも半端ない。こうした部分が登場人物たち、そして彼らの住まう世界にさらなるリアリティをもたらし、フィクションである物語も、がぜん現実味と説得力を帯びてくるのだ。

ファンタジー世界の住人たちも食事をし、眠り、遊び、笑うであろう。「漢たちのシルバニア」レンジの小道具ミニチュアたちは、並べるだけで君のファンタジー世界に説得力と臨場感をもたらす。この趣深き楽しみを、俺は君ともぜひ分かち合いたい。

それじゃあいってみよう!

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