見出し画像

ドレッドゴブリン到来す(新製品情報&アイテムレビュー 2021.3/1)

やあ! 元気にしてるかい? 今日からいよいよ3月。季節が春に向けて動き出す中、ハーミットイン商店にも新たな動きが出てくるぜ。今回俺が君に紹介するのは、新たなビジネスパートナー、ドラゴンベイト・ミニチュアのドレッドゴブリンたちだ。

画像1

ドラゴンベイト・ミニチュアは、アメリカはミシシッピー州にあるミニチュアメーカーだ。素晴らしいオールドスクール・ファンタジーミニチュアのレンジを持っており、オーナーのジョー・コルサーロは実にいいやつだった。

ジョーと俺を引き合わせてくれたのは、我が悪友でありブロンズエイジ・ミニチュアのデザイナー兼オーナー、デイヴィッド・ソダキストだ。以前、コロナといかに戦っていくか、メタルミニチュアシーンの今後をどう考えるかについて語りあった時、ジョーの話になった。

デイヴィッドは、ドラゴンベイトにデザイナーとしてミニチュア原型を提供しているだけじゃない。デイヴィッドこそ、ドラゴンベイトのモールドメイカーでありキャスターでもあるのさ! ハーミットイン商店に届けられたミニチュアたちも、デイヴィッドが型を作り、彼自身が抜いたものだ。


ドレッドゴブリン

ケビン・アダムズがドラゴンベイトのために手がけたゴブリンたちは、ケビンが普段作るゴブリンたちよりも大きく、等身が高く、また凶悪さを全面に出した造形となっている。

メーカーがミニチュアデザイナーの個性を押し殺す方針でない限り、各デザイナーにはデザイナーごとの味わいがあり、メーカーに関係なく、そのデザイナーならではの世界観がにじむもの。ケビン・アダムズをはじめとするレジェンド級デザイナーたちは特にそうだ。

80年代初頭からゴブリンマスターの異名を持つケビンは、言うなれば、こんにちファンタジー世界に住まう様々なゴブリンのオリジネーターである。各メーカーも、ケビンだからなしうる造形を求めてケビンに仕事を頼む。ドラゴンベイトのレンジでケビンが見せた造形は、いつものケビンがするゴブリン造形とは違う表情に体格だけど、つま先から頭まで、どこをみてもケビン・アダムズだからなしうる造形解釈。この厚みがたまらない。ぜひ手にとってみて欲しい。

商店では、デスグロの背景世界例でもあるオールドスクールファンタジー世界「ハルクウーベン」に住まう種族の一つ「ドレッドゴブリン」として紹介するが、君が彼らにいかなる背景と名前を与えるかは君の自由だ。君のファンタジー世界に見合う役割を与えてやってくれ!

ではレビュー行ってみよう!


ここから先は

3,388字 / 13画像

寄せられたサポートは、ブルボンのお菓子やFUJIYAケーキ、あるいはコーヒー豆の購入に使用され、記事の品質向上に劇的な効果をもたらしています。また、大きな金額のサポートは、ハーミットイン全体の事業運営や新企画への投資に活かされています。