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ハーミット・カウンシル

「ミニチュアペイント大全」全内容に加え、カウンシル限定の特別記事の数々が読める定期購読ホビーマガジン。
「ミニチュアペイント大全」全内容に加え、カウンシル購読者限定の特別記事をお届け。同額で「メンバーシ… もっと詳しく
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#デスオアグローリー

ハーミット・カウンシル 総合もくじ(2024年5月10日更新)

イントロダクション定期購読マガジン『ハーミット・カウンシル』(2017年4月創刊)は、オールドスクールファンタジーミニチュアの情報発信基地だ。カウンシルでは、定期購読マガジン『ミニチュアペイント大全』の全記事に加え、ミニチュアにまつわる様々な記事が、カウンシル購読者(評議会メンバー)限定記事として追加公開される。 『現在進行形のオールドスクールファンタジー・ミニチュア』を標榜し、日本における情報発信基地としてフル稼働を続けるハーミット・カウンシルが扱う話題は多岐に渡るもの

種族解説:オウルベア

オウルベア。その名前が示す通り、フクロウと熊が合わさったような外見の猛獣で、昼なお暗き森の内奥に暮らす。この獣がいつハルクウーベンに現れたかは定かでないが、ロメノール(神聖アルフモート始祖王家に血脈を継ぐ古王国)の玉座には梟熊、すなわちオウルベアの毛皮が敷かれていたというから、上古の時代にはすでに珍しい獣として知られていたようだ。 本項の記述は、森林生物の研究者として広くその名を知られるハウプト・ホーデマークの研究によるところが大きい。ホーデマークは神聖アルフモート王国東部

ハーミットインの関連タグや二次創作、やめて欲しいことについてのガイドライン 2024

ハーミットインは、代表である俺、籾山庸爾に加えて様々なスタッフが関わる事業体だ。オールドスクールファンタジーミニチュアのセレクトショップであり、ウェブメディアでの発信やゲーム出版を行うクリエイターであり、自社ブランドでの製品展開を行うミニチュアメーカーとしての顔もある。 このたび、ハーミットインが送り出す製品や著作物を楽しむ人、また商店が届ける製品を用いてミニチュアホビーを楽しむ人たちに向けて、明確な指針を出すことにした。 これからも変わらないこと今までハーミットインは「

種族解説:ドラゴン(およびその眷属)

ドラゴンと人の関わりは、今やほとんど消失してしまった。上古よりも前の時代…太古においてドラゴンは様々な種族と関わりを持ったが、それらの記憶はあまりに遠い過去のことだ。こんにち、文明社会で暮らす人々が一生のうちで本物のドラゴンを目にすることはほとんどない…君がとてつもない不運か幸運の持ち主でない限りは。 しかし、ドラゴンとその系譜に連なる者たちの研究はかなり早くからなされてきた。その白眉といえば、ケイポンの竜学者ガイルースによって編纂された名著『竜王とその名を継承せるものたち

種族解説:トロール(およびその亜種)

トロールははるか昔から現在に至るまでハルクウーベンに棲まう怪物だ。それなりに研究も進んでいる。その生息場所によって細かく分類され、生態もかなり判明しているため、読者諸君にとってはかなり信憑性の高い資料となるだろう。 本稿に収載された情報の多くは、トロール研究の草分けである学者イブリースの編纂した『穴から伸びた影の秘聞』に依るところが大きい。なお、イブリースはサレクロフトにおける霜トロール捜索中、野人に襲われてその生涯を終えた。 *** トロールに関する記録で最古のものは

種族解説:モングレル

モングレル。より直接的な言い方をすれば“混ぜこぜ”となる。元は家畜の異種交配で生まれた雑種を指す語の一つだったが、モングレルという名が、かの呪われし変異者を指す蔑称に変じて久しい。 モングレルとは、人ならざる生物の外見的特徴を併せ持つ人間をさす。その姿はまさに奇怪そのもので、人間の両親から生まれたとはにわかに信じがたいものだ。モングレルの抱える変異相は、身体の奇形や欠損といったものではない。最も多いのは体の一部が他の生物に置き換わっているというもので、下半身が獣の後足であっ

ランダム生成表:冒険者の名前(人間以外の各種族)

はじめに:冒険者に名前をつけるデス・オア・グローリーでは、パーティーの冒険者に固有の名前をつけるのが普通である。そうすることで、そのキャラクターはミニチュアの製品名ではなく、君の創造した物語上の固有人物として息づくことになるからだ。称号ではなく個人の名前があることで、愛着と思い入れがさらに強まり、冒険の場面に一喜一憂する楽しみがさらに増す。 君は自分でそのキャラクターにふさわしい名前を好きなように考えてよい。アイデアがなかなか思い浮かばない時は、この『名前生成テーブル』を

ランダム生成表:冒険者の名前(人間)

はじめに:冒険者に名前をつけるデス・オア・グローリーでは、パーティーの冒険者に固有の名前をつけるのが普通である。そうすることで、そのキャラクターはミニチュアの製品名ではなく、君の創造した物語上の固有人物として息づくことになるからだ。称号ではなく個人の名前があることで、愛着と思い入れがさらに強まり、冒険の場面に一喜一憂する楽しみがさらに増す。 君は自分でそのキャラクターにふさわしい名前を好きなように考えてよい。アイデアがなかなか思い浮かばない時は、この『名前生成テーブル』を

デス・オア・グローリー選択ルール:新たなる従者(様々な種族の「従騎士」たち)

選択ルール 新たなる従者よくぞ来た。『デス・オア・グローリー』において、君はクエストごとに様々な従者を雇うことができる。今日紹介するのは、ルールブックに収録された従者に加え、君が冒険者一行に迎えられる新たな従者だ。 『聖騎士と従騎士』(ルールブックP.24)にある通り、聖騎士が冒険に出る際、必ず従騎士を伴わなければならない。聖騎士は、野人以外ならば名乗れる称号だが、ルールブックに収録されている従騎士の種族は人間だけである。 君は今回紹介されるルールを用いることで、君のパ

種族解説:ノーム

ノームはドワーフの遠い親戚にあたる種族で、両者には多くの共通点がある。どちらも人間より背が低く、男性はひげを生やし、岩屋に暮らしていて、見た目よりずっと器用に動く指で細工物をこしらえるのが上手だ。ゆえにこの世界に住まう多くの人間は、ノームとドワーフの違いをほとんど理解できていないし、しようともしていない。 実際のところ、一部の知ったかぶりが勘違いしているように、ノームは単に生活習慣の異なるドワーフ民族では断じてない。気質や性格、文化と思想において、両者には大きな隔たりがある

種族解説:エルフ

エルフは古き種族であり、ドワーフよりも早くハルクウーベンに栄えた民である。彼らは歌と星空を愛し、秩序だった世界を求める種族だ。上古よりも昔の時代…まだ人間が文字はおろか、言葉さえ知らなかった太古の黎明において、人の子らに言葉と歌を贈ったのがエルフであると伝わる。人間は、エルフやドワーフといった種族の助力があってこそ生存し、文化文明を発達させるにいたった。野人が昔ながらの暮らしをそのまま送っているのを見れば、文明諸国を興した人間の先人たちがエルフやドワーフから施された恩恵がいか

🔰オールドスクールファンタジーとは? ミニチュアはどう楽しむのか?

オールドスクール・ファンタジーとは、我々一人一人の想像の中にある、血湧き肉躍る冒険世界だ。精密かつ迫力ある造形でありながら、人間サイズで3センチほどのミニチュアたちが、その冒険世界を君の手のひらに届けてくれるだろう。 ミニチュアの楽しみ方ハーミットイン商店で販売されているミニチュアは、未組立、未塗装である。その素材は、ホワイトメタル、ピューターといった金属製、あるいはレジン製で、いずれも精密を極めた傑作ミニチュアばかりだ。素材や題材に関わらず、ハーミットイン商店に、着色ずみ

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デス・オア・グローリー FAQ:よくある質問と回答(23年4月25日更新)

ファンタジーアドベンチャーゲーム『デス・オア・グローリー』。これは、君自身がコレクションしたミニチュアを用いて、血湧き肉躍るオールドスクール・ファンタジー世界での冒険を楽しめる、1人用のゲームだ。 この記事では、『デス・オア・グローリー』に関するFAQ(よくある質問と回答)を届けよう。 もしも君が、『デス・オア・グローリー』という言葉に初めて触れたなら、ぜひとも以下のスタートガイドを先に読んでくれ! FAQとは?FAQ(frequently Asked Question