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ハーミット・カウンシル

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2020年11月の記事一覧

新製品情報&アイテムレビュー(2020/11/28)

ファンタジー世界の都市、町や村....そこに住む人々は、吟遊詩人がリュートの調べとともに歌い上げる英雄譚の登場人物にはならないかもしれない。彼らの多くは、冒険者でもなければ犯罪者にもならない、無力ではあるが善良な人々だ。彼らの多くは、社会においてなすべき(とされている)仕事をなし、納めるべき(とされている)税を納め、まっとうすべき(とされている)責任を全うし、その記憶と財産を子供たちに託して、人生を終えてゆく。 だが、そうした平凡な暮らしの中にこそ、人の幸せがあるのかも知れ

💾 ハーミットイン近況(2020年11月)

評議会メンバーのみんな、元気にしてるかい? 今月読み始めてくれた君の為に説明すると、この記事は毎月1回、ハーミットインが創業した4月19日にちなんで、毎月中旬に書いている近況報告記事だ。今月は下旬になっちゃったけど、その理由は後で話そう! ここでは、その時々にハーミットインで起こっていること、俺が最近考えたり、やっている事の話だったり、評議会メンバーには伝えたい深い話題とかを書いている。今までの近況は #ハーミットイン近況 のnoteハッシュタグ検索で全部見られるよ。 そ

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毛皮をまとう騎士たち3(黒い甲冑、褐色肌、紫の布):ペイント大全ステップアップガイド

よくぞ来た。前回チェインメイル、赤染めの毛皮、肌のベースコート、甲冑の黒戻しまで済ませた「毛皮をまとう騎士たち」を進めていこう。それじゃあ、早速行ってみようか! ペイント手順を再チェック前回までで5体のミニチュアはここまで進んでいる。左から「寡婦作りのアルドレッド」「心臓突きのマルネウス」「頭蓋砕きのヴァンダス」「肉を切り裂く者ホルト」「魂啜りのガルネリウス」と名付けた。 このうち、両手剣を構える「寡婦作りのアルドレッド」と、フレイルを構える「頭蓋砕きのヴァンダス」につい

8310ラジオ第17回放送を振り返って。そして次回へ。

今夜の8310ラジオ第17回放送を聴いてくれた評議会メンバーのみんな、どうもありがとう。今日の話が、君の中のホビー・チャイルドを元気づける手助けになれば嬉しいよ!  そして、残念ながら聴けなかったメンバーのみんな、次回は都合があうといいね! MANOWARのジョーイ・ディマイオは“命を落とすことを恐れる必要が私にあるだろうか? 私はこの命を最大限のパワーを込めて全うしたいだけだ”と言った。ディマイオ閣下のいう通りだ。

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💾8310ラジオ第17回放送▶︎11/21土曜夜10時

よくぞ来た友よ。8310ラジオ第17回放送の予定が決まった。前回放送が9月だったので、2ヶ月ぶりの放送だ。 第17回放送2020年11月21日(土) PM10:00開始8310(ハーミット)....この4桁の数字が俺たちの合言葉だ。Discordはラジオ局ではないので、8310は周波数の事ではない。まだ君がハーミット・カウンシルのディスコード(8310DISCO)に未参加の場合は、ぜひ君も参加(無料)し、ラジオを聴いてくれ。 音声テストは放送開始5分前の21:55から。放

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毛皮をまとう騎士たち 2(チェインメイル、赤染めの毛皮、肌、甲冑の黒戻し):ペイント大全ステップアップガイド

よくぞ来た。前回でモデリング、ベースデコレート、アンダーコート、持ち手づけまで済ませた「毛皮をまとう騎士たち」を進めていこう。それじゃあ、早速行ってみようか! テーマカラーを決める前回ペイント準備を整えた5体のミニチュア。左から「心臓突きのマルネウス」「魂啜りのガルネリウス」「頭蓋砕きのヴァンダス」「肉を切り裂く者ホルト」「寡婦作りのアルドレッド」と前回名付けた。 今回俺は、普段のショウケースでやる「単体塗り」と、先日マスターズで紹介した「まとめ塗り」アプローチの中間で攻

『メタルフィギュアガイド』が俺に教えてくれたこと

『メタルフィギュアガイド』。それは1991年、当時ラルパーサAD&DミニチュアおよびRAFMの日本総輸入元であった新和が刊行したカタログである。新和は、ダンジョンズ&ドラゴンズを初めて日本へ紹介した会社だ。 『メタルフィギュアガイド』は、新和におけるD&D展開の中核におり、当時の国内メタルシーンの先導者でもあった林利也氏が手がけたものである。“ぐゎるま”のペンネームも使っていた林利也氏こそ、 80年代初頭に米国ヘリティジ・ミニチュアを日本に輸入し、黎明期を切り拓いた新和の清

新製品情報&アイテムレビュー(ファースト・リージョンの冒険者たち+α)

今日俺が君に紹介するのは、伝統的なパテ原型を複製したメタル、あるいはレジンミニチュアではない。最先端のデジタル技術で作られた原型を複製したレジンミニチュアだ。 ファースト・リージョン登場 そのデザインラインは、スカイリムとかウィッチャー、ダークソウルと言ったダークファンタジー路線のデジタル原型。これだけなら俺は「個人的にはいいけど商店むきではないな」と感じただろう。だが、デジタル造形にありがちな「逃げ」「端折り」「手抜き」がなく造形してある。 また安易な「今っぽいダーク