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ハーミット・カウンシル

「ミニチュアペイント大全」全内容に加え、カウンシル限定の特別記事の数々が読める定期購読ホビーマガジン。
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2018年6月の記事一覧

ノストラダムスの天気予報

天気というものは面白いもので、これを学問として研究するエライ人たちの理論とか膨大なデータとか、フンジャカ・レーダーみたいなものを駆使して観測記録を出す公的機関とかが日本にもある。それらのデータを元に、世界中のお天気専門家が、自身の理論を加味して独自に予測を発表するのだ。世界各国で天気予報は大流行してきたが、ここ100年ほどこの傾向は変わっておらず、世界中のあらゆるメディアで、有象無象の気象情報が毎日何度も発信されている。その熱狂は衰えない。

初給料で買ったもの

俺がはじめて会社員として給料をもらったのは、1997年10月24日の金曜日、通貨はイギリスポンドだった。給料を払ってくれたのは、イギリスのゲームズワークショップという会社で、俺はその会社が作っているミニチュアとゲームが大好きだった。大好きすぎて日本に広めたいばかりにイギリスに渡ったわけだが、俺が初給料で買ったのは、実はミニチュアではない。

ペイント大全ショウケース:ブラックゴブリンの大族長パート7(角飾りと小袋)

よくぞ来た。パート6に 続き、今回は角飾りと、腰に下げた小袋を塗り上げよう。これで本体のペイントが仕上がる。今回もだいぶボリュームがあるので、ベースのペイントとトップコートは次回改めて解説しよう。 それじゃあ、いってみようぜ! 残すところもあとわずか。はやる気持ちを抑えてじっくり行こう。 角飾りのペイント 現実世界の動物たちには、美しい角を持つものたちが沢山いる。鹿のように定期的に生え変わる種類もいるし、サイのようにケラチン質(爪や毛髪と同じ成分)が発達した種類もいる

パレットクリーナーで気分転換

ミニチュアをペイントするとき、俺は紙パレットを使っている。表面がプラでコーティングされていて、染み込まないようになっているやつ。当然ながら使い捨てなので、ミニチュアが数個完成する頃には、パレットはご覧の通りだ。 パレット百景。俺は使い終わったパレットは捨てず、ペイントしたミニチュアの名前を添えてファイリングしてある。自分がどんなカラーをどう使ってきたかの記録になるし、記念にもなるからね。

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第3回カウンシル購読者限定アンケート

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💾 ハーミットイン近況(2018年6月)

やあ!評議会メンバーのみんな、元気にしてるかい? 今月も「ハーミットイン近況」を届けよう。 ハーミットインというスモールビジネスは、今のところ、どのメディアにも取り上げられていない。だけど、ハーミット・カウンシルがあるから、俺はミニチュアに関する様々な事を直接君に伝えることができるし、君の意見や要望に耳を傾け、熱いコンテンツで君に応えることができる。ペイント大全も、メーカーや出版社のご都合、変な業界事情とか力関係だのに左右されず、俺が書いた物を直接君に届けられる。これは大き

¥200

ペイント大全ショウケース:ブラックゴブリンの大族長パート6(特定光源法:OSL)

よくぞ来た。パート5に 続き、今回は、魔法の鎧に彫り込まれた顔の目を光らせてみよう。今回扱うのは、ムギ球やLEDを仕込んで物理的に光らせる「電飾」でもなければ、photoshopなどの画像処理ソフトで発光エフェクトをかける「画像修正」でもない。筆塗りによって、ミニチュアの特定部位があたかも光っているように見せるテク「特定光源法」だ。 特定光源法の起源と変遷特定光源法(OSL:Object Source Lighting)とは「ミニチュアの特定部分に光源を設定して、それが発光

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💾 デス・オア・グローリー(β版):キャラクターメイキング(1)

ハーミットインで製作中の「デス・オア・グローリー」は、血湧き肉躍るオールドスクール・ファンタジー世界「ハルクウーベン」での冒険を味わえる、一人用のファンタジー・アドベンチャーゲームだ。ベータ版である以上完成形ではないので、製品版をまとめるまでの間、今後変更や修正がどんどん重ねられていくだろう。 「デス・オア・グローリー」…栄光か死か。製作中のルールブックから、「キャラクター作成ルール」のパート1をお届けしよう。 キャラクターメイキング

¥250

評議会メンバーの質問『ミニチュアペイント上達の近道を教えてください』に答える

最近評議会メンバー専用ホットラインで、「ペイント上達の近道」を聞かれることが増えた。かなりの人から聞かれるので、明確に答えよう。