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ミニチュアペイント大全

ミニチュアの製作とペイント(塗装)に関するあらゆるノウハウを詰め込んだ定期購読マガジン。オールドスクール・ファンタジーミニチュアを楽しむ貴兄には無論、あらゆるジャンルのミニチュア…
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2018年6月の記事一覧

ペイント大全ショウケース:ブラックゴブリンの大族長パート7(角飾りと小袋)

よくぞ来た。パート6に 続き、今回は角飾りと、腰に下げた小袋を塗り上げよう。これで本体のペイントが仕上がる。今回もだいぶボリュームがあるので、ベースのペイントとトップコートは次回改めて解説しよう。 それじゃあ、いってみようぜ! 残すところもあとわずか。はやる気持ちを抑えてじっくり行こう。 角飾りのペイント 現実世界の動物たちには、美しい角を持つものたちが沢山いる。鹿のように定期的に生え変わる種類もいるし、サイのようにケラチン質(爪や毛髪と同じ成分)が発達した種類もいる

ペイント大全ショウケース:ブラックゴブリンの大族長パート6(特定光源法:OSL)

よくぞ来た。パート5に 続き、今回は、魔法の鎧に彫り込まれた顔の目を光らせてみよう。今回扱うのは、ムギ球やLEDを仕込んで物理的に光らせる「電飾」でもなければ、photoshopなどの画像処理ソフトで発光エフェクトをかける「画像修正」でもない。筆塗りによって、ミニチュアの特定部位があたかも光っているように見せるテク「特定光源法」だ。 特定光源法の起源と変遷特定光源法(OSL:Object Source Lighting)とは「ミニチュアの特定部分に光源を設定して、それが発光