シェア
その夜は静かな夜だった。Bar Bottacoolsには珍しい客が訪れていた。 金髪の女海賊キーラと相棒のサラ、そしてジプシーの占い師アレサンドラ。 アレサンドラ「見えたよ...。大陸より遥か南、今は誰も訪れぬ島々に何ものにも代えがたき財宝が。されど、財宝に手を触れんとする者には多いなる審判と運命の転機が...。魔術師が全ての鍵を握るだろう。」 キーラ「審判と運命の転機か...、随分と大袈裟な。あと、魔術師ってアンタのこと?」 アレサンドラ「私も魔法は使えるけど、未来視