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#4 新作構想という体の小休止

 どうも最近の学校では読書感想文に”新書”を指定するところがあるそうで、やはりと言うか、普段から本の山で寝泊まりしているのを買われて適うものを頼まれた。
 昔から自分の体感では新書の打率は2割だ。1万程度JPYをつぎ込んで2冊壁に叩きつけずに済んだらオーライの代物で、アタリを探せとはなかなか先生も酷なことを仰るとは思うが、とりあえず直近2ヶ月のものではブルーバックスで良い本があったので、簡単なレクチャー込みで渡しておいた。

 ついでに自分でも読んだ。『DEEP LIFE』という本だった。
 ピーター・ワッツの『切腹』(マジでSeppukuというタイトルである……)を読了したばかりということもあり、海洋モノとか面白そうだな……yrrとか今年になって邦訳の新版出たしな……とか色々と思うところがある読書体験だった。

 しかしハヤカワは海外展開が十年ほど死んでいる。創元もSF文庫は実質的に笹本先生専用レーベルだ。なんか良いSF小説を書けても今は大事に出来そうにないなあ、と感じるので、たぶん今回も適当なwebサイトに投下して終わりだろう。

 ただ、文字を並べるのは仕事にしろ趣味にしろ好きでやれているので、プロでも頑張らないと書き続けられない人のことを知っているだけに、そこはジブン強いなあとささやかに感じている。マウント、というやつである。ふむ。

 とはいえ思いついたアイデアを捨てるのも勿体ないので、現時点のマインドマップだけ書き出してみた。

 学生時代に愛用していたFreeMindがまだ更新(!?)されていたので、Lucidchartを投げ捨ててさっさと使った。このウィンドウズXP時代に置いてかれたようなGUIたまんねえなオイ!

 で、ネタ出しだが、知り合いはタロットカードで決めるし、聞くところによると普段から見聞きしたものをフラッシュカードにしてぺらぺらめくりながら物語を決める作家さんも居るそうだ。
 私の場合、動詞から始めることにしている。テーマへの姿勢やヴィジュアルが浮かびやすく、いきなりキャラやテーマから始めるよりも文字並べがスムーズに進みやすい……と感じている。

 ちょうど昨今の自衛隊機や遊覧船の事故で、世間的に飽和潜水がよく知られるようになったということで、今回は『潜る』を基にすることにした。
 正直まだボンヤリとしているが、それより連載してるやつの続き書かねえとな。ホントすみません。

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