斜里寿司

核強打拳、今日も征く

203X年、世界は核の炎に包まれた。 大国同士の核アポカリプスは回避された。しかし人々の軋轢は破壊力を求めた。あらゆる諸問題の解法を個々人は核に求めた。 拳サイズ超…

違法寿司

神崎は狼狽えた。社会人2年目の彼にはとても重すぎる瑕疵であった。 彼が前任者から引き継いだ取引先は、令和のご時世にあるまじきいい加減さを顧みもしなかった。卸売業…

ドブヶ丘図書館司書の日誌

7月8日 ㈪ 今日も誰かを恨みたい。 あー、クソ。本当にクソだ。誰も来やしないってのに、給料に釣られて図書館の司書になんかなるんじゃなかった。 やっぱりあの機械を入…

虚無寿司

ある日、路地裏にてーーー なんだ、見ない顔だな。 今どき隣街からこっちに来る人間なんてまずいないんだが。 俺はここらの人間ならみんな知ってる。俺が知らねえってこと…

【ティル・ザ・ムーン・ライジス】

「GROWL!」ベアハンターは爪の一振りでナイトウィンドを弾き飛ばし、片腕を奪った。 眼の前にはなお敵ニンジャ。赤い装束の女ニンジャはおそらく手練、しかも異様なニンジ…

【バッド・ボーイ、レロイ・ブラウン】分割版 #3-2(最終回)

(#3-1の続き) そろそろ買い物を終え、飛行機に乗る時間が迫っていた。タケルは何かしら買うべき土産を決めなければならない。「レロイ・ブラウン=サン。僕、このユノ…