ヘルメス・J・シャンブ

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個人セッションのお申込みについて

個人セッションのお申込みについて *** 2024/7月のセッションスケジュールが決まりました。 7/21(日)〜28(日)になります。 (*zoomセッションのみ) 時間帯 10時〜 13時〜 7/21✖️ 22✖️ 23✖️ 24✖️ 25✖️ 26✖️ 27△ 28✖️ (○△は予約に空き有り) ご希望の方は下記内容をご確認の上、ご連絡を下さいませ。 *** *セッションⅠ (はじめて受けられる方) *セッションⅡ (Ⅰを受けられた方の

    • 砂浜(短編小説:期間限定再掲示)

      砂浜  暑い夏休みの海。その砂浜で、彼は生まれた。父は小学生の男の子だった。父の手は温もりと想像力にあふれていて、その結果が彼となって姿を現したのである。彼には形が与えられ、話しかけられることによって心を持つにいたった。父は、彼がやがて波によって消滅させられてしまうことを、みじんも考えたりしなかった。  運よく、わずかに波のとどかない距離に、彼は生まれた。父は、そばを通り過ぎる大人たちに踏みつけられたり、つまり、壊されたりすることのないように、しっかりと彼を守っていた。そし

      • 2024/07講話

        私たちはどうも、傷つくことをあまりにも当たり前に受け入れ続けてきたようです。でも、本当にそれは事実なのでしょうか? 確かに、身体は脆く、すぐに傷つき、そして崩壊していきます。ですから一番大切なことは、「私は身体なのだろうか?」と確認することではないでしょうか? 私たちが人として生きていて、いつも問題として頭を抱えることは、全て身体に関連することなのです。お金、食料、衣服や住居、そのためかどうかはわかりませんが、仕事、人間関係でさえ。 なぜ、人間関係でさえ、身体に関連している

        ¥500
        • ご案内:瞑想(学習)会のお申込みについて

          ご案内 瞑想(学習)会への参加をご希望の方は、下記の内容をご確認頂き、ヘルメスのメールアドレスに直接ご連絡を下さいませ。質問がある方も、お気軽にお問い合わせ下さいませ。 ・zoom開催 ・対象:セッションを受講され、瞑想についての指導を受けられた方。 ・開催日程:月に3回程度(週1回目安、夜間、日時が合わない時などの不参加など自由) ・内容:主として瞑想、多種のワーク実践、聖典などからの引用と説明、質疑応答等々。 ・参加費用:お一人3000円(月額) その他、詳細につい

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        個人セッションのお申込みについて

          ご案内:7月zoomフォロー対話(無料)

          ご案内 すでにセッションを受けられた方のzoomフォロー対話(無料)、7月の日程が決まりましたので、ご案内をさせて頂きます。 7/2(火) 10時✖️ 11時✖️ 13時✖️ 14時✖️ 7/5(金) 10時✖️ 11時✖️ 13時✖️ 14時✖️ 時間は30〜40分になります。 *** セッションを受けられた後に疑問や質問がある場合に、フォローさせて頂きます。改めて何かを聞きたい、復習をしたい、その他、何かありましたらお申込み下さいませ(メール

          ご案内:7月zoomフォロー対話(無料)

          2024/06講話

          雨の日には、雨の歌があって、その歌を心地よいと感じる人もいれば、嫌気がさしてくる人もいるでしょう。 山や川が美しいと思う人もいれば、特別興味なんてなくて、ただのありふれた景色に過ぎないと思う人もいます。 人に興味がある人もいれば、人に興味がない人もいるかもしれないし、動物が好きな人もいれば、動物が苦手な人だっていると思います。 人それぞれですね。 誰かは、自分がとっても傷つきやすいと思っているかもしれません。 他の誰かは、自分は強くて、傷つくことを恐れてもいないし、傷ついた

          ¥500

          2024/05講話

          ”今”というのは、時間ではありません。 ”今”とは、永遠のことです。 ”永遠の今”の中に、時間や空間が存在するように見えるのです。 ”今”というこの瞬間ほど、重要なものはないでしょう。なぜなら、あらゆる創造はまさに”今”行われるからです。 実際、未来を決めるのは今であり、あるいはまた、過去でさえ、決めるのは今なのです。 時々、なんらかの過去のトラウマを解決するために、過去のことを思い出して、それにアプローチするような手法を取る場合があるかもしれませんが、それは全く役に立ちま

          ¥500

          2024/04講話

          「私」という想念のない「わたし」、それが真我です。 在る=実在 それが真我です。 無言で、どのような主張もしていないにもかかわらず、完全であり、完璧であり、唯一無二の真理である”それ” ”それ”があなたです。 「私は〇〇である」という認識が、自我です。 「私は体だ」は自我であり、「私はあれこれだ」も「私はああだこうだ」もまた自我です。 「私は傷ついた」とあなたがいくら真剣に思ったとしても、真我であるあなたは何一つ傷ついてはいません。 真我は永遠であり、不変であり、それゆえ傷つ

          ¥300

          2024/03講話

          不意の訪問者 幻想世界、その夢を見ている心は、そして、それが夢だと思っていない心は、行為を大切にしているようです。 行為によって、何かが変わると思っているのです。 だからこそ、いつも、「どうする? どうすればいい?」と悩むわけですが、これがまったくをもって解決に至らないということが、いまだにわかっていません。 そのような心は、分離した(無知の)心であり、また行為の他にも、場所や環境を気にしていることでしょう。暮らす場所や環境で、自分が変わると思っているのです。(これは、私に

          ¥500

          瞑想会シェアメールからの抜粋2024/2/19

          瞑想会参加者の皆様へ 〈共有メール227〉 今回はヘルメスからの言葉になります。 さて、今週19日から末までは、改めて、常に注意深く、”在る=気づき”に意識を合わせましょう。 「合わせましょう」とは、便宜上、使用しても、実際には、それが「あなた=私」なのです。 「私は何か?」と自分自身に向き合って問うとき、まさに、”在る=気づき”そのものが、そのままに返答しているはずです。言葉、ラベルなど、必要ありません。 この自己認識をしっかりとしましょう。 (H注:もしくは、瞑想

          瞑想会シェアメールからの抜粋2024/2/19

          2024/02講話

          あなたの名前は何でしょうか? あなたは誰でしょうか? あなたは何なのでしょうか? あなたの名前は高橋でも佐藤でも、木村でも〇〇でも・・・ありません。 あなたの名前は「I(わたし)」です。 わたし。 それがあなたの名前です。 私の名前は「わたし」です。 さらに正確に言えば、あなたの名前は「わたし」ではなく「在る」です。 もちろん、名前だけの話ではありません。 あなたは「在る」という、存在そのものです。 私は「在る」である。 このように、自身を正確に自己認識できているでしょ

          ¥500

          2024/01講話

          すべては自分次第であります。 心はたった一つしか存在していないのですから。 あの人は、あなたであり私です。 この人も、私でありあなたです。 すべてはたった一つなのですから。 少し別な角度から見てみましょう。 とある会社があるとして、上司となる存在は、部下を支えることのできる存在です。そのような人が、上司となるのです。 部下から慕われているかどうかは関係ありません。 自分勝手な人が上司となったら、どうなるでしょう? 「力」をより与えられる人とは、多くの人を支えることのできる人

          ¥300

          2023/12 講話

          まず、いつも初めに感謝がありますように。 謙虚さがありますように。 謙虚さとは、素直に、純粋に、受け入れること。 事実と真実を。 自分のイメージ、価値観、偏見、妄想ではなく。 いつも初めに感謝を持てるように、いつも初めの初めに、純粋無垢でありますように。 誰にも知られることのない湧き水のように。 とめどないせせらぎのように。 見上げた先に、いつも光がありますように。 見上げる前に、いつも光がありますように。 視線を落としたら、いつもそこに温かい微笑みがありますように。

          ¥300

          2023/11 講話

          父と母 私が本当に喜ばせる相手は、初めの父である。私はそう思うのだ。なぜなら、父なくして、私は存在しないのだから。 父がいなければ、私は何もすることができなかった。手もなく足もない。 手もなく足もないのに、手があって足がある。父がいなければ、私は歩くことさえできない。手で触れることも、話すことさえもできない。 けれども私はいつも、父に背を向けて生きてきた。私は罪人なのかもしれない。 ある日、私は初めの父に問いかけてみた。 「父よ、私は罪人ですか?」 父は問いかけが終わ

          ¥300

          2023/10講話

          与えられた時間を、どのように使うべきでしょう? その時間、私たちは羽ばたいているでしょうか? 幸せと自由という翼を広げて。 光の空を。 ”時間”は、確かに実在ではありませんが、別な視点から見れば、確かに時間は与えられています。 時間は平等に与えられていますから、それをどのように使うのかはそれぞれ、自分次第です。

          ¥300

          2023/09講話

          どこまで遠くに行ったつもりでも、どこにも辿り着いていない、ということがあります。 どこにも行っていない、進んでいない、辿り着いていないと思っていても、いつしか、知らず知らずのうちに別な景色を見ていることもあるのです。 傷ついたつもりだったのに、何一つ、傷ついていないということも。 嬉しくて、喜んでいたつもりだったのに、何一つ、喜びがなかったということも。 広大な海の、ほんのわずかな表面で波が立ち、それがいくら荒れて大変なように思えても、海は海のまま。 深海は静寂の境地にゆ

          ¥300