【ネタバレあり】≪GARDENリーグ season8.≫君L:第6節 豪雪戦隊あおがった7 VS しゃちほこproject

 本日記は個人の感想・後知恵による考察であり、ゲーム内における正否などを問う目的はありません。加えてどんなプレイヤーの事も誹謗中傷するつもりはありませんし、そうならないように書いたつもりですが、不快に思われた方がいたらお申し付けいただければと存じます。尚文章中は敬称略とさせていただいております

1試合目

 むかしむかし山には仲のいいオオカミ3兄弟がすんでいました。

 ある日兄弟のもとに山のふもとにある村から、一人の男がやってきました。ふつうニンゲンはオオカミをおそれ、いみきらうのですが、その男だけはオオカミたちを「森のかみさま」とあがめ、兄弟にやさしくしてくれました。

 ですが、そういうニンゲンのことを村では"きょうじん"とよび、バレると"しょけい"されるので男はそのことを村の人にはないしょにしていました。

 男がいうには今、村では「やまのオオカミはこわい。山がりをしてぜんいん"しょけい"しよう」というはなしがでている、とのことでした。3兄弟はこわくてふるえあがりました。

 うわさのしんそうをたしかめるべく、オオカミ ななおは村に下りてニンゲンたちのかいぎにまざろうとしました。

 「わたしは"うらないし"です。村のかいぎに入れてください」

 しかし村人たちは、

 「お前が"うらないし"のわけがない。"しょけい"だ」といい、
 のうぎょうのどうぐなどでボコボコになぐってきました。
(なぜかなぐってくる中に、村人にへんそうした兄弟たちもいました)

 ななおは"しょけい"されてしまいました。

 ななおが"しょけい"された次の日、村の"うらないし"が言いました。

「オオカミのなかまをみつけたぞ。みそというニンゲンになりすましているぞ!」

あわてて、みそは言いました。

「ぼくはオオカミじゃない。昨日、オオカミの"しょけい"をてつだったじゃないか!」

 しかしニンゲンは聞く耳をもちません。「"しょけい"だ」。

 みそは"しょけい"されてしまいました。

 さいごにのこされたオオカミ カミムラは、みそを見つけた"うらないし"をかむと、山ににげこみました。(ななおをなぐったきおくは、さけを飲んでわすれました)

しかし村の"れいばいし"がそれをにがしません。

 「オオカミのすみかを見つけたぞ!足あとをおえ!」

カミムラは足あとをおわれ、山のひろばでニンゲンにかこまれてしまいました。
 しかしそこには自分をおってきたニンゲンである、なるみもいました。
うまくなるみをオオカミにしたてあげれば、ここを切りぬけられるかもしれません。

しかしなるみは言いました。

「わたしはオオカミをおってきた”"きし”です。カミムラを"しょけい"しましょう」

カミムラはなすすべもなく"しょけい"されてしまいました。

こうしてなかよし3兄弟はみんな"しょけい"されてしまいました。

 村人たちはオオカミのぜんめつをよろこび、村には"きょうじん"だけがのこされました。

"きょうじん"はおもいました。

「次うまれかわったときは、ぼくがオオカミになるんだ。どんなニンゲンよりつよいオオカミに・・・・!」

 村人たちによって巨大なアウトレットとゴルフじょうになってしまった山を見て"きょうじん"はかたく心にちかったのでした。

                          おしまい

Another Story (後知恵によるタラれば)

 狼陣営は常に「"占い師という村最強のカード"をどうやって処理するのか」(噛みなのか、ロラなのか、信用勝負で勝つのか)を考えなくてはならないのだが、今回はプラン通り行ったのだろうか?

 素直に見ると霊噛みで色を消してローラーしたかったか、2日目真占噛みだったのだろうが、身内切りの為に両狼が騙り狼を切って捧げてたのに、真占に即見つかるという裏目を引いてしまった形だろうか。

 黒ストのリスクを追いながらも騙り狼を捧げるならば、「絶対に占われない」か「占われても真占いの真が駄々下がりして信用勝負に勝てる」のどちらかにならないとリターンが取れないのだが、今回みその「ななお、まよ、みゆみゆを怪しむ目線を持っている」という投票時の理由もあってか、真占のターゲットから外れきれなかった印象がある。それでもあれだけ票が強かったら、仮に真占目線「ななお狂人」の想定があったとしても占い避けらそうなものなので、ひたすら真占の占い位置が強かった。

そもそも村役職が

  • 占い→「身内切りをしていて占いでしか見つけられない狼を捕らえる」

  • 霊媒→「吊った人の色から、繋がる容疑者を絞り込む」

  • 騎士→「ここぞというタイミングでCO、1確して狼を吊る」

と全部役目を果たしたので狼どうにも辛かったと思う。村が勝つ典型的なゲーム進行だった。

2試合目

 狼の連携が取れないまま村役職に仕事をされてしまって、そのまま吊り切られてしまったかな。

Another Story (後知恵によるタラれば)

 結果から言うと、まよの色は霊媒COで割らなくては厳しかったように思う。初日真占噛みを通して「ばろの方が真が高くてGJリスクあるのに何で噛まれたんですか?ぽん狼じゃない?霊媒に色見てもらった方が良い」からのぽん先吊りで色を割って、可能性を少しでも分岐させないと人外はきつかったと思う。

 ただ、上記はいつにも増して結果論で(初日に真占を噛め」は何の感想にもなっとらん)、そもそも狂人GJでも14人村なので1縄返って来てしまうのが、人外にとってきつすぎる。

  • 真占を見抜いて一発で噛み抜く

  • 潜伏霊媒を一発で噛み抜いてまよの色を消す

のいずれか要求されているのに、「GJを起こされると縄余裕が増える」「しかもそのリスクは狂人を噛んでも起こる」という状況で、そもそもの読み合いが厳しすぎた中で、一番きつい裏目を引いてしまったと思う。そういう日もある。人外はお疲れさまでした。

雑な総括

 この2チームの組み合わせの村が強いのって「役職カードを強く使いたいしゃちほこ」と「身内切りに騙されず単体精査を深めたいあおがった」のシナジーがある気がするんだけどどうだろう。しゃちほこのシステムの中であおがったの各々の個性がしっかりワークしているような印象を受けました。こういう組み合わせに気づくのもGARDENリーグのだいご味だな、と思える一戦で、見ていて楽しかった!両陣営ともお疲れ様でした!

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