【ネタバレあり】≪GARDENリーグseason8.≫君L:第5節 豚骨ナインVS豪雪戦隊あおがった 感想

本日記は個人の感想・後知恵による考察であり、ゲーム内における正否などを問う目的はありません。加えてどんなプレイヤーの事も誹謗中傷するつもりはありませんし、そうならないように書いたつもりですが、不快に思われた方がいたらお申し付けいただければと存じます。尚文章中は敬称略とさせていただいております

 コスプレだけじゃなくてRPもする豚骨ナインと、初戦が遅かった分スパンが早いあおがったの一戦。

一試合目

 真占即噛みはされているが乗っ取りは起きずに霊を決め打たなくてはならなくなった村だが、果たして決め打った実感は村にはあっただろうか。

 3日目。前日まよ吊り。GJ。ちょうめいが霊媒白結果。ゆうとが黒結果。

ここから表面上は議論が進んでいるように見えて実は迷走していて、

「ちょうめい以外でGJなら騎士は出るのか出ないのか」
「騎士COが無い中で、実際ちょうめいGJ≒MAX狂人で良いのか」
「ゆうとの初日決選での未COを村はフラットに見ているのか」
等のコンセンサスが取れないまま、村が進んでいたように見える。

 この日は黒を見ているゆうとを先吊りしたとて、翌日8人盤面でちょうめいは(どこかで狂人が落ちていない限り)吊りが飲めない、つまりは霊媒ローラーは安定にならないので、実質霊媒決め打ちの日である。

 なお一応ゆうとは黒を見ているので先吊しても確実に明日は来るが、翌日ちょうめい目線はその日人外必殺なので、どの道ちょうめいとちょうめいの対抗の決め打ちとなる。それであれば両名が残っている内に等しくしゃべらせて決め打つのか、グレー詰めするのかは早めに決めねばならない。

 カミムラ・ばろはそれを把握してグレー投票を打ち出したが、残り1分から50秒ちょうめいが話し、ゆうとも挙手してたがほぼ話せず議論終了。

 結局「まよが人狼に見えない」という論拠で村が真霊媒に一定数投票してしまうのと、同じ論拠で人外が吊り押してゆうと吊り。

 正直真偽を間違えるのは全然仕方ないのだが、この日本当に霊媒に手をかける日で良かったのか、その為の議論配分は適正だったのか、は振り返る余地があったかな、と思う。(霊媒決め打つ民意であればゆうとももっと話したかっただろうし)

 4日目も議論開始から40秒かけてちょうめいのグレスケを確認して、その上でちょうめいの処遇を村がどうするか、グレランで良いのかを確認しているが、この日はちょうめいには、ゆうとの色を見た上で夜時間考えた3狼提出と今日の対抗の選出を朝一でさせなくてはいけない。

 これが「そもそもちょうめいを村としてどう置くのか」の議論をしているとちょうめいの話を長く聞かなくてはいけなくなるので人外有利となる。そうしない為には前日の処刑がどういう意味を持つ処刑だったのか(決め打ちだったのかor翌日への先延ばしだったのか)を村が把握しておく必要があったと思う。

Another Story (後知恵によるタラれば)

 真霊媒はちょうめいを決め打たれると負ける。その上で、3日目の朝にGJが出てちょうめいGJ(=狂人)の予想を立てていたなら、結果騙りで白出して、対抗に黒結果出させてからの結果スライドでまよを黒確させても良いのだが、ちょうめいは人狼で、真霊媒の出す結果騙りの白がちょうめい目線は狂人が真結果出しているように見えるはずなので結果、ちょうめいは人間結果を出してくるだろう。

 ここで真霊媒は真結果である黒に戻すのだが、ひょっとしたら「対抗が正しく結果を割れた」事でちょうめい狼に気づき、騎士に「ちょうめい以外でGJなら出てほしい」ともっと強く言えたかもしれない。
 ここできたけんGJが分かると、ちょうめいの黒も信憑性が出てくるのではないか。

 いずれにせよ3日目が霊媒決め打ちの日であることを村が意識して議論をすれば、もう少しゆうともくっしーの説得(「なぜ今日までCOしなかったのか」へのアンサー)に言葉を尽くせたかもしれないし、もしグレーにいくにしてもちょうめい目線の狼を詰める議論となり、スケールを更新せざるを得ない(村と戦わざるを得ない)ので、4日目での決め打ちは、ひょっとしたらもう少し村が有利だったかもしれない(狂人も噛み抜かれるし)

二試合目

 2日目に人外がロラのリスクを追って霊媒COして、結果決め打たれているので、出るべき勝負に出て、勝つべくして勝ったと思う。

 9人盤面で預言決め打ちではなく灰を吊っていることから、ちょうめい真を追っていないので、正直もう2日目終了の時点で村は巻き返せない状態にあったと思う。

 14人村ならGJで1縄返ってくるのでケアで まつを吊れた可能性はあるし、13人村でもまつを決め打たないのでであれば「まつに最終日の縄以外全部あげるから最終日吊られてくれや」で勝てる可能性はあった(この場合潜伏狂人はまつ狼に気づいているので、最終日手前までに死んでてくれないと、最終日ほぼ確実にPPされるけど、今回は事故死していた)けど、事実上まつ真を決め打っていたのでその盤面は訪れなかったという事だろう。

 
 2戦通して霊媒の決め打ちは難しいという事を改めて痛感した。これも偏に「自分が確認したい人の色を能動的に確認できるのではなく、あくまでその日吊られた人の色を見る事しかできない」という霊媒の能力が占いに比べ受け身であることに原因があると思うのだが、その中でも決め打ちを正しく行うために、両霊媒に対し適正な議論配分が必要である事がよく分かった試合であったように思う。

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