【Gardenリーグseason8僕リーグ12節ネタバレ】社畜転生 僕が占い師になって村を平和にするんですか!?

 ここは中央の大きな庭園が有名なガーデン村。何の変哲もない平和な村だったが最近「人狼」と呼ばれる化け物が出たらしい。昼間は人間に成りすましているが、夜になると変身し人々に ほりにし などをかけて喰らうという。夜明けギリギリに喰らうと帰り道で変身が解けて全裸で村を歩き回る羽目になるので、人目を忍んで行動しているらしい。
 村長のひろとは「よし。毎日投票で一人ずつ容疑者を処刑しろ。襲撃が無くなったら人狼は全員死んだって事だ。ほれ、早くしろ。」と人狼以上に人道的にアレな事を言い始めたので、村人たちは毎日村の外れの市民センターで「人狼追放会議」を開く事になった。


 とだっち、とだっちよ・・・・。目覚めるのです。あなたは創造性のかけらもないタスクに埋め尽くされた現代の社畜ライフにより死にました(心が)。しかし異世界で【占い師】として生まれ変わったのです。
「これこのまま独り身で高齢者になった時、賃貸借りる時とかマジでどうするんだろうな」などという現世の悩みは横に置いておいて、ガーデン村を救うのです。頼みましたよ・・・・。初日のお告げは・・・・。

1日目


 「分かったぞ!!格差社会も、地球温暖化も、俺の給料が上がらないのも、全部五次元星人の陰謀だったんだ!!政府も何もかも、操られていたんだよ!!!!」

 占い師ト=ダッチは神のお告げによって目を覚ました。起き抜けにこの世の真理に気づいてしまったが、一旦今はそれどころではない。今日は村の「人狼追放会議」。五次元星人との戦いの前に、この村の人狼を駆逐しなくてはならない。
 
 「あと、イージー、は人間のようだな。」

 自身の精神的な病み具合から生まれた過激な陰謀論を神啓と勘違いはしているものの、ちゃんと初日白は覚えていた。寝巻から占い師らしいローブに着替え、商売道具の水晶玉をズボンのポケットに入れて家を出る。占うのには月明かりの力が必要なので夜になってからだ。

 市民センターに着くと会議は始まっていた(水晶玉の重さでズボンが膝まで落ちてきちゃって途中2回職質されて遅くなった)。俺が人間だと知っているイージーは「今日はこの会議に向けて元気をつける為、チャーシュー麵を食べてきました」という、ちびっこ相撲の試合前インタビューみたいなことを言ってボチボチ怪しくなっていたが、吊られそうではなかった。

 初回の会議で人狼っぽくないのはガーデン村の有力な貴族の内の一人シフォンさんだ。議論中には村の豪族アンドー、荒くれ者イマキに疑われたようだが投票をどうするべきか・・・・。

 しかし警戒していたアンド―・イマキの前にイージーから投票を受ける。おい!チャーシューの効果出てないじゃないの!

 投票先がいまいち定まらないが手を挙げる。「明確に人間である」と知っている人から既に1票貰っている事には危機感を覚えなくてはいけない。ここから狼が結託して票を入れてきたら即致死量足り得るからだ。ここで自分が占い師であると言えば助かるかもしれないが、狼に2連噛みされるリスクもある。どうするべきか・・・・。

 しかし俺の師匠マスターヨシキは言っていた。
「推理を楽しむゲームであって、絶対当てるゲームじゃないんだ。2結果でも良い。早めに出なさい。」
そうだ、例え2連噛みで2つしかヒントを残せなかったとしても、きっとこの村なら真相にたどり着いてくれる。

「占いです。イージー白。アンド―投票」

アンド―に投票してしまったが、アンド―はそんなに俺の事を疑っていなかったらしい。イマキは普通に投票してきた。

街の大学教授タケ=サンと、名声を求めてこの村にやってきたウッチー=スニーカースキーの決選だったが、大差でウッチー処刑となった。

 2結果出したいので、家に帰る途中で警備会社に寄って今晩の警備をお願いする。掛け捨てで契約するとめちゃくちゃお金がかかるので、警備→日雇い労働→昨日稼いだお金で警備となるので、2日連続でお願いする事が出来ない。金がねぇのは首がねぇのと一緒とはよく言ったものだ。

 さて、今晩の占い。月明かりの力を借りても少し魔力は持ち出さなくてはならないので、占う度に鼻血が出てしまうが、致し方ない。ウッチーの色からタケ周りの色は分かりそうなので外側を占おう。チャン=ハルが黒なら同じくモエ=シャン=ドンに投票しているルイ=アームストロング=ゼロは白っぽいかな。

「偉大なる神よ!チャン=ハルの色を教えたま痛たたたたたたた鼻痛い」(ぽたぽたぽた)

ぼんやりと水晶玉にチャン=ハルが小手返しで牌の絵柄を削って手元で白を量産している映像が見える。

「ハクって事は白だな。対戦相手も毎度これで暗カン一翻32符つけられてたらやってられまいて」

水晶に布を被せて、寝間着に着替えて寝る事とする。

静かだ・・・・。

静かすぎひん?

え・・・・。ちゃんと護衛来てるのかな。

扉を開けて外を見てみる。

誰もいない。

(もっと夜更けになったら来るのかな・・・・)

寝ようとする。

気配はしない。

心配になってくる。

扉を開けて外を見てみる。

「セコムしてますか?」

してるのはこっちなんだけど。

来ないな・・・・。

とりあえず不安なのでズッキーニに足に見立てた木を4本刺して玄関前においておく。

何もないよりはマシだろう。

2日目

 村の広場に行くとアンド―がオーロラソースに浸かって死んでいた。

 会議では鍛冶屋のカジ=カジが「俺は霊媒師だ!ウッチーは人狼だった」と言った。いきなり自分の事を「霊媒師だ」と言い張る人はどう考えても怖かったが、「一人くらいならダイバーシティの範囲だろう」という事で置いておくこととなった(2人以上出たら怖いので両方処刑するのが習わしらしい)

 村の外れのお屋敷に猫と住んでいるユリアは「アンド―は占い師か霊媒師のどちらかであったと思う。つまりト=ダッチかカジ=カジはどちらかが偽である可能性がある」と言っていた。

 「占い師か霊媒師のがどっちかやってるであろう人」という、場末のスナックに来てる人みたいな職業の置かれ方をして、アンド―は可哀そうだと思ったが、俺とカジ=カジどちらかは本物だというのなら、カジ=カジと助け合いつつ村を運営する分には問題ないだろう。

 この日はウッチーが人狼であったことから、イマキが処刑択に上がった。イマキは投票時に「騎士です」と言った。この海賊みたいな人が騎士だったとは。だから昨日警備会社来てくれなかったんだ。イマキは俺の事疑って投票してたもんね。

 しかしそれにはモエが「私が騎士です。ト=ダッチを守れます」と異を唱えた。この海賊みたいな人(バンダナにアラビアンナイトみたいな格好で曲線の剣を持ってるタイプ)が騎士だったとは。モエも今朝俺を疑ってたし護衛してないね。つか言ってるもんね、してないって。

 昨日ちゃんと「占い師です」と言って、警備会社にお願いしたのになぜ二人とも俺を守ってくれていないのか悲しみしかない。俺のズッキーニを返してくれ。今朝焼いて食べたからいいけど。イマキ処刑。

 帰宅。イマキ、モエが狂人混じりの可能性もあるが、そこに人狼がいたとして、モエから投票を受けていて、イマキに投票をしているジョーがもし身内切りしてる(もしくはされてる)狼であれば、議論ではなく水晶でしか見つけられない狼となってしまう。ここはジョーを占うべきだ。

「ジョーの色結果を痛たたたたたた!昨日より魔力減ってるからめちゃくちゃ鼻血出るわ!痛い痛い!」(どぼどぼどぼ)

 水晶には何かイカが飛び跳ねるゲームに興じるジョーが映っている。水晶越しなので分からないが、何かしら画面に向かってぶつぶついっている。俺と一緒でゲームの時喋るタイプだな。フェス仕様の白インクだったので白結果のようだった。

今日はモエが真なら俺に護衛が入るだろう。

夜通しの警備は大変だろうから差し入れにビート板くらいのデッカいナンを焼いた。

「モエさーん、差し入れでーす。カレーとかないからナンの付け合わせ食パンになっちゃった、、、あれ。おらん。」

これから来るのだろうか。それともイマキが真だった。。。?

怖かったのでナンを枕して就寝。(サウナだと思ったらナンを焼く用の釜だった夢を見た)

3日目

 モエがコショウ酢に漬けられて死んでいた。通の餃子の食べ方だ。

会議が始まるなり、
カジ「トダッチ(狼)見つけてる?」
トダッチ「んえ?!ああ?見つけてない」

ちいさい秋じゃないんだから見つけた前提でも困るよ!

カジ曰くイマキは黒だったらしい。

 カジ目線は2黒落ちている。上手くいき過ぎている気もするが、カジがウッチー人間を確信して黒結果を出した狂人だとしても、今日はタケなどは吊れない。相方狙いの吊りをすべきだ。

 しかし今晩はあと1狼しかおらず仕事の終わった霊媒師と占い師では占い師の方が優先して噛まれるであろう。そうなれば俺が人間と知っている、イージー、チャンハル、ジョーは白くなる。頼む。村を平和に導いてくれ。。。

 とか思ってたらイージーが投票で死にかけていた。待ってくれ!そいつは明日になったら白湯チャーシューメンに生まれ変われるんだ!甘みと旨みがあるタイプのスープにチャーシューいっぱい入ってるの、俺はあんまり嬉しくないけど!そうなんだ!頼む!待ってくれ!

 皆んな「まぁ、コクのある白湯でかつ、チャーシュー多めに入るなら」という事でミノダ処刑に落ち着いた。

帰宅。もう騎士は居ない。今日死ぬのは俺だろう。

「下味つけておくか。。。」

風呂にしょうゆ、酒、砂糖などを混ぜゆっくり浸かる。角煮が好きだから、食われるときも角煮であるべきだ。


あ、もう多分村には伝えられないけど、占いしておかなきゃ。

ぶっちゃけ伝えられないんだが、この村でトダッチ真の中で唯一ケアしなくてはならないのが、「カジカジが人外でウッチー黒結果により守られているところに人狼が居る」ケースだ。その「守られている人狼」の筆頭足り得るタケを占う事とする。

「タケ=サンの色結果(ぶしゃーーーー!)痛たたたた!先に出血多量で死ぬて!ちょ!」

水晶に映ったのは・・・・、頭だけが狼と化し、アンド―ともみ合いの喧嘩をする人狼であった・・・・。

「人狼ってMAN WITH A MISSIONみたいなんだな・・・・。思ってたのと違ったわ。」

力は人間のままらしくお互い疲れて、ブレイキングダウンの最後の10秒みたいになっていたが、何とかアンドーを倒しオーロラソースをかけるタケ。

。。。。。。。。

まぁ!どうせ噛まれて伝えられないし、あとは村が何とかしてくれ!(思考放棄)

4日目

 ちゃんはるがカニ酢につけられて死んでいた(カニ酢って余るからね)

俺噛みじゃない。。。?下味に使った八角のお陰か?人狼もあーいう香り苦手な感じか?

タケ黒結果を伝える。これで暗示的にはカジとラインが切れる(身内切りもギリなくはないが)。カジは村に信じられて居るからここからの信用勝負はきつそうだがどうしたもんかと考えていると、、、

急にイージーが覚醒した。

何かアンドーが預言の潜伏死たり得ない理由をしっかり説明し、人外位置を明確に特定し始めた。ありがたいけど、どうした、急に。遅効性のチャーシューだったのか?でもありがとね。

ユリアとルイも信じてくれるようだ。
君たち強くない?俺なら絶対トダッチ信じないよ。
(だってズボンが膝まで落ちてるんだもん)

この日はカジにとっても難しくて、タケ狼がカジ目線でもギリギリある以上、タケに完全に加担して共倒れのリスクを負うわけにはいかなかっただろう。

タケ処刑。

帰宅。
さて、ルイとユリアどちらを見るか。。。
黒を引ければ問題ないのだが、ルイ白を引いた後、ユリアを仮想敵にするのはユリアにストレスがかかるだろう。ここはより強く信じてくれてるユリアの白を見るのが1番だ。

「ユリアの色を痛い痛い!目血も出てきた!赤い赤い!よーわからん!」

そんな中、かろうじて目に映ったのはユリアが猫語で車の下のポプラの白いビニール袋に話しかけている所だった。ユリアそれ猫ちゃうで。(ビニールが白いから白結果)

LWは分からないが、明日は信用勝負。負けないように腹筋をしてから寝る。(7回自己ベスト)

5日目

 ルイが塩釜焼きにされていた。
この場合、帰宅した時のお清めの塩はいらないのだろうか?

カジと信用勝負。

正直、互いに自身の見た結果を伝えてるだけなので決め手には欠けるが、占いの方が占い順という能動的な要素がある分戦い易くはある。

ユリアに「ここでシフォンさんとカジが狼同士で、負けても良いと判断してるなら俺投票でも良い」と判断を仰いで、何とか競り勝つ。。ここで大勢は決したかな。。

カジで終わらなかったので最後の占い。
シフォン黒。さぁ、勝負を決めよう。もう鼻血も出ねぇぜ。就寝。


が、、、目覚めると。。。現世だった。
異世界に行ってる間に時間が経ちすぎて、もう次の関グレ戦だそうだ。

もちろん社畜ライフを終わってないし、老後の不安も消えてない。

「鼻血出そうだわ」

戦いは続いていく。

※ちなみにこの試合、Rが点数的には大差で勝てているが、基本的にはゲームの大筋を作っているのはブギウギの素村の精査の強さ並びにブギウギ人外の盤面形成だと思っている。その上でブギウギのプレイヤーは、単純なゼロかイチかの主張をするのではなく、

「こういう見え方、ないしはこういう見え方をするはずで、私はこう言う主張だけど、あなたはどうですか」といった、あくまでも相手に推理を委ね、自身の考察に相手を寄せられるかの勝負を仕掛けて来てくれる。

これが明示された要素を把握・理解しつつ盤面を読み解く事が得意で、村の共通見解が多いほど推理が伸びるRの面々と相性が良いのだと思う。(1人大喜利大会と勘違いしてるとだっちとかいうバカがいるけどそいつは例外)

騎士団の名に偽りのない、正々堂々とした議論のお陰でRの良さが出たと思う。Rが点が取れたとしたのなら、それは同陣営に居てくれたブギウギメンバーのお陰であると素直に思える試合であった。

(こんな文章の後に言っても信じてもらえないかもしれないが、本当である)

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