絵本 ともだちほしいな おおかみくん

我が家では昼と夜の寝る前に
絵本を読んでいます。

今回は、
「三匹のこぶた」や
「七ひきのこやぎとおおかみ」
「赤ずきんちゃん」
などの、ストーリーを知っている方なら、
クスクスと笑ってしまう絵本を紹介します。

「ともだちほしいな おおかみくん」
さくら ともこ 作
いもと ようこ 絵

あらすじ

げんき森に住んでいるおおかみくんは
ほんとうは、とってもやさしいのです。
みんなが自分を怖がっていることを知っています。

でも、本当はお友達と仲良く遊びたいのです。

そこで、勇気を出して
「広場で遊ぶもの よっといでー」
と、声をかけてみました。

すると森の子供たちが集まってきました。
おおかみは「みんなをびっくりさせてしまう!」
と思い、草むらに隠れます。

森の子供たちは
草むらに隠れている
おおかみくんを呼びます。

おおかみくんは、
「おいら、耳が大きいんだけど・・・」
と、チョットずつ
自分についてのヒントを出していきます。

そして、森の子供たちは、
ついに草むらに隠れているのは
おおかみであることに気が付きました。

おおかみくんは、
みんなが自分の正体をわかってくれたことが
うれしくて、
草むらから飛び出してきました。

ですが、

みんな、「気分が悪いみたい」
「喉が渇いた」
「足が折れちゃったかも」
と仮病を使います。

すると、おおかみくんは
一生懸命みんなのことを心配して
看病しようとします。

みんなはビックリ!!
「もしかしてこのおおかみは怖くない?」
とヒソヒソ

おおかみはそれを聞いて
「僕はみんなと友達になりたいんだー」
と泣き出しました。

森の子供たちは、おおかみくんを
傷つけてしまったことを謝り、
仲良く遊びます。

この本を読んで子供の反応

おおかみが怖い存在であることを、
知っていた子供たちです。
森の子供たちと仲良くしたいけど、
怖がらせてしまうコトを
不安に思いビクビクしている
おおかみくんの気持ちがわかったそうです。

そして、おおかみが草むらから飛び出してきた時の
森の子供たちの反応と、
それに対するおおかみの反応に
笑っていました。

気弱なおおかみくんが
森の子供たちと仲良くなれるのか
ワクワクしながらみていました。

母の感想

気弱なおおかみくんの悩みに
最初から、クスっと笑ってしまいした。

おおかみはほぼすべてのストーリで
悪者だからです。

また、森の子供たちが仮病を使っているのを
心配して看病するために持ってきた道具が・・・

表情も豊かで気持ちがわかりやすく、
大人も子供も何回読んでも楽しめる
そんな絵本です。

でも・・・・
何回読んでもこの手の話には
気になってしまうことが・・・・・・
肉食動物が、
他の動物と仲良くなったら、
何を食べて生きていくんだろう。

絵本だから、あまり気にしてはいけないんでしょう。


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