ITRIM使ってみた【コスメレビュー】
はじめに、このレビューはたかだかサンプルを2~3日使ってみての感想だ、ということをご承知おきいただきたい。 つまり「買ってもいないのにサンプル使ったくらいでレビュー書くんじゃない」という主義の方は、そっとお帰りいただきたい。
まあ、私としてもこの言い分はわからないでもない、というか普段はどちらかというとこちら側に属するタイプなので大いにわかるんだけど、お値段が上品すぎて手が出せない、既存ブランドと違って雰囲気も読みづらくてカウンター行きにくい、そもそもこのご時世ふらりとカウンターに行きづらい、なんて人が私の他にも割といると踏んでキーボードを叩くことにした。
▼ ITRIMとは
ITRIMは、ざっくり言えばほぼオーガニック成分で出来た体に優しくお財布に厳しいコスメですね。
私の感覚でいうと、去年くらいにフェイスオイルが突如ベスコスに現れて賞を攫って行ったというイメージだったんだけど、実際BAさんに「どれが一番の看板商品なんですか?」とざっくり聞いてみたら、フェイシャルゴマージュだという。オイルじゃないの?!
私は上記のように、オイルメインのブランドなのかと思い込んでいたのだけれど、ITRIMはヘアケアラインとフェイスケアラインを軸にした、ケアに特化したブランドだ、ということを教えてもらう。
今回貰ったサンプルは以下の4点なので、並べた順番に書いていきます。 (リンク先は公式HP)
・フェイシャルゴマージュ
・スキンローション
・フェイス トリートメントオイル
・エッセンシャル EEクリーム
フェイシャルゴマージュ
良かった度:★★★
本体はジェルっぽい感じで、濡れた肌の上でくるくるして乳化させていくタイプ。 ゴマージュなのにクリームみたいな優しい感じが良い。
私は乾燥肌なのだが、必要なものまで落ちてしまった感がまったくないので、毎日使っても良い、という使用法にも納得できる。変に指がつっかかったりすることもなく、きちんとつるつるになる。
ゴマージュのつぶつぶは結構しっかりしていて、私みたいに目の周りとか特に考えず全顔ガツガツ洗っちゃう派の人はいともたやすく口に入るので注意。
ただし、ほぼオーガニック成分のため、(どのアイテムにも言えることだけど)目の周りなど本来なら気を使うところでも気にせず使ってよいとのことで、丁寧になれない日の救世主になれる気がする。
スキンローション
良かった度:★
さっぱり系のローション。前述の通り私は乾燥肌なので、これに関しては個人の使用感として心もとない。オーガニック特有のつんとした匂いも、気になる人はなるかも。
フェイス トリートメントオイル
良かった度:★★★
これはやっぱり凄かった。ベスコスは伊達じゃない。
ITRIMには現在、「美容液」というくくりの製品がなく、これが美容液を兼ねているとのこと。そのため、オイルと聞くとブースター的に一番最初につけたくなるが、つけるのは化粧水のあと。
これをつけると、その後の乳液やクリームの伸びが半端ない。付けすぎると、乾燥肌の私ですら一日中肌がべたついている感覚に襲われる。なので、使い方としては直接肌につけて伸ばすよりも、両手に満遍なく薄く伸ばす→数秒ずつハンドプレス、がいい気がするよ。あとはお肌タイプと相談してオイルの量を調節してね。
最後に首元を軽く抑えるだけでも、日焼け止めの伸びも違うので快適。
でも、オーガニックオイルだからすぐに駄目になるんでしょう?と聞いてみたところ、「開封後半年は大丈夫」とのこと。いうて18mlだからね、どんな小顔の人でも、毎日使えば普通にそのくらいでなくなると思う。
お値段は良いけど、それ相応のわくわくを感じさせる。
エッセンシャル EEクリーム
良かった度:★★
唯一最大の問題は、色だ。オーガニック成分から抽出される自然の色だけで着色されているらしいが、イエベも真っ青になるほどのベージュ(言葉の綾)に染まることができる。
仕組みは不明だが、「塗ってから徐々に肌に馴染む色になります」と言われ、まあ実際塗り立てよりも時間を経ると肌に馴染むのかな、とは思ったが、顔単体の違和感は薄れても、ブルベ私、首元との色違いは払拭できず。仕上げの粉で「白すぎて使えてない」みたいなアイテムを眠らせている人は、それと組み合わせるとうまく使えるのかもしれない。
それなのに良かった度が★★なのは、毛穴がひと塗りで消えたから。
ランコムのBBクリーム及びCCクリームのもうちょっと伸びる版、というとわかりやすいのかもしれない。これひとつでファンデいらずの肌になる。あと、結構みずみずしい。なので、肌の色が合う人にはおすすめできるアイテムだと思う。本当に色だけが惜しい…。
ということで、以上ITRIMレビューでした。
コスメレビューになってるのかな、これ。よくわからないけど、結論としてゴマージュとフェイスオイルは良かった、ということです。次タイミングが合えば買って、長期で使ってみたいな。
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